アルミ鋳造で「たこ焼きプレート」を作ってみた! 自作プレートでの「大玉たこ焼き」作りは大満足の結果に
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【鋳造】アルミ鋳造でたこ焼きプレートを作ってたこ焼きを作る【ずんだもん】』という、まーくいものさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
アルミ鋳造でたこ焼きプレートを作ってたこ焼きを作ってみました。

投稿者のまーくいものさんがたこ焼きプレートをアルミ鋳造で作って、実際にたこ焼きを作ります。

3Dプリンターで作った原型の底は少し平らになっています。内側はパテをスプレーしてできるだけ滑らかに仕上げたとのことです。



離型用のタルクをまぶしたら木枠に原型をセット。最初に細かな砂をかけてからざっくり全体に砂を入れ、四隅から固めていきます。



下枠ができたら上枠作り。たこ焼きの丸い窪みがうまく出るか心配するまーくいものさん。

ひっくり返してみました。下枠には少し崩れたところがありますが、たこ焼きを作るには影響しない箇所なのでOK。このまま進めます。


アルミを流すための溝を砂に掘ってから上枠を外しました。綺麗にできています。くぼみ部分をしっかり固められるよう意識しながら作業したとのことです。



アルミを流すための溝を砂に掘ってから上枠を外しました。綺麗にできています。くぼみ部分をしっかり固められるよう意識しながら作業したとのことです。

アルミを流す注ぎ口を別に作って乗せたら砂型の完成です。



続いてはアルミを溶かし、表面に浮かんだ不純物を取り除いてから注ぎます。

木枠を外すといい感じです。

……と思ったら、底に穴が開いていました。原型の底が薄かったことが原因です。

作り直した原型を3Dプリントしている間に、失敗した作品をもう一度溶かすため小さくカットするまーくいものさん。今回のように大きくて分厚い作品はカットも大変だそう。


次の日、新しい原型の印刷が完了しました。右が新しい型で、底を平らに変更しています。



新しい原型で砂型を作りアルミを流し込んだところ、アルミが上手く流れない……と思ったらアルミが足りませんでした。原型自体に問題はないようなので、原型はこのままで砂型を作り直します。


次はたっぷりアルミを溶かして注いだところいい感じに流れました。空気の抜ける穴からプクッとアルミが顔を出しています。


底に穴もなく、鋳造成功です!


余分な箇所をカットしたらサイドを削って綺麗にして、たこ焼きプレートのできあがり。

いよいよたこ焼き作りです。


油を塗ったプレートに生地を流し込んで焼くまーくいものさんですが、うまく生地が回りません。

こびりついて大変なことになってしまいました。

こびりつき対策として鉄の調理器具のようにシーズニング。煙が出るまで熱して油を馴染ませます。

シーズニング後、三回目の焼きでついにクルクルとたこ焼き作りに成功。具材たっぷりの大きめたこ焼きが美味しそうです。
アルミ鋳造でのたこ焼きプレート作りから始まるたこ焼き作り。プレート作りで経験値を詰めて大満足だったそうです。たこ焼きが大玉なのも嬉しいポイントだとか。詳細に興味を持たれた方はどうぞ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
・おめでとう
・ちゃんとたこ焼きだ
・うまそうw
・まーくいものの食い物の部分
・実用品の鋳造もいいねえ
・面白かった
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【鋳造】アルミ鋳造でたこ焼きプレートを作ってたこ焼きを作る【ずんだもん】』
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