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コスプレ・ホビー・ギャグマンガ日和!? ニコニコ超会議2025「クリエイタークロス」アワード受賞者3組が語る快進撃と次なる挑戦

 ボカロP・歌い手・踊り手・絵師・配信者・ゲーム実況者・VTuber・技術部など幅広いクリエイターが集う、ニコニコ動画が主宰する毎年恒例の大型イベントニコニコ超会議。今年は、来場者数132657人と昨年を上回る来場者が訪れ大盛況のまま幕を閉じました。

 そんなニコニコ超会議の目玉イベント「クリエイタークロス」。
 本イベントは、だれでもスペース出展ができる日本最大級のユーザー主体の企画。規約さえ守れば、配信・販売・配布・パフォーマンス・オフ会と自由な形で利用できる自由度の高い企画です。2025年の今回は400以上のスペース出展が集まりました。

 本記事ではその400以上の出展の中からユーザー投票によって選ばれたアワード受賞者上位3組にインタビューを行いました。

(名前をタップでインタビューへ)

クリクロ大賞:コスプレイヤー カモミールさん@susesusesuseo) 
クリクロ銀賞:ニコニコ技術部 ホビーアニメ再現部の皆さん@aisatukamen

クリクロ銅賞:コスプレイヤー 87かぼちゃさん@satake2001


■クリクロ大賞:コスプレイヤー カモミールさん「ツーショ無料撮影会をまたやってみたい」

 

 

――昨年に続いてのクリクロへの出展でしたが、来場者皆様との交流で特に印象に残っていることはありますか?

カモミール:
 ニコニコ超会議で私のスペースに来てくださった方に共通して感じたことは「マナーが良い」それを特に感じました。「一緒にニコニコ超会議を作っていく仲間」みたいな感覚で接していただけて、参加者、クリエイター、運営にその意識を凄く感じ、スペース出展していてとても楽しかったです。

 またクリエイター同士も、別ジャンルで活動している相手をリスペクトする空気感があり。クリクロ参加者同士もお互いに良い刺激のあるイベントだったと思います。

 

――今回はクリクロアワード大賞を受賞したわけですが、それは今後のカモミールさんのコスプレイヤーとしての活動にどのような影響を与えると思われますか?

カモミール:
 今回のようなコンテストに参加することは普段は無く、自身としてはかなり久しぶりにコンテストに出ました。普段から応援してくださる方が沢山いて、その力を再確認できる結果となりました。応援してくださる方もお祭り感覚で楽しんでいただけてたと思いますので、今後は応援が負担にならないような企画には積極的に参加してみたいと思います。

 具体的な目標はまだ決まっていませんが、クリクロの他受賞者の凝った企画を見させていただき。今後の即売会や撮影会などにオリジナリティのある企画をしたいと思います。

――ご自身としては、大賞を受賞できた理由はどうお考えですか? 「この点が特に評価されたのでは」と思うご自身の強みや、企画のポイントがあれば教えていただきたいです。

 今回大賞を受賞させていただきました。特に評価された点は「SNSでのポイント」だったと思います。今回のルールとして、顔出しの活動者に有利な点が多く、受賞させていただけたと思っています。

 「普段の即売会スペースに撮影エリアを設ける」という今回の企画は日頃の活動をブラッシュアップしたものになり、普段来てくれる方々にも違和感なく受け入れていただけたと思っています。

――今回の出展準備で、特に大変だったことや苦労したこと、逆に一番楽しかったことは何ですか?

 今回は1日のみの参加だったのですが、結構広いスペースを1日で設置して当日撤去だったので大変でした。

 ニコニコ超会議はとにかく人が多かったです。
 また普段のコスプレサークル出展とは違い、さまざまなジャンル(配信、歌い手、踊り手、ゲーム実況、技術系、ボカロなど)のファンが来場しており、知らないことばかりで順応するのが大変でした(笑)

 普段お会いすることのない参加者と交流できたのはすごい刺激となり楽しかったです。
 参加者はマナー良い方が多かったので、サークル列が伸びてしまったのですが皆さん綺麗にコンパクトに並んでいただき、大変ではありましたが無事に終えることができ、感謝です。

――来年の超会議で出展するならやってみたいことや挑戦してみたいことを教えてください。

 昨年にやっていた「ニコ超でデートなうに使っていいよ」ツーショ無料撮影会をまたやってみたいですしスペース内で配信等にもチャレンジしてみたいです。

■クリクロ銀賞:ホビーアニメ再現部の皆さん「子どもたちが『アニメの世界だ!』とワクワクを伝えてくれた」

――来場者の皆様からの反応や交流で、特に印象に残っていることはありますか?

アズパカ:
 30代~40代向けに「サイクロンマグナムを思い通りに走らせる」展示を用意していたのですが、予想外に子どもたちも夢中になって楽しんでくれたのがとても印象的でした。

鮪田カツオ:
 かつてホビーアニメに心を燃やしていた方々はもちろん、若い世代やもっと上の世代の方まで幅広い年代の方々に来ていただけたのが嬉しかったです。周囲の出展者の方がアニメの主題歌を歌ってくれたり、ブースに遊びに来てくれたりと、交流もとても楽しかったです。

日高かひろ:
 時間帯によっては行列ができるほど盛況で、それだけ多くの方に「参加してみたい」と思ってもらえるコンテンツだったことが嬉しかったです。

アイアムマン:
 アニメを観て同じ夢を描いていた方々が喜んでくれたり、子どもたちが「アニメの世界だ!」とワクワクを伝えてくれたりと、世代を超えてホビーアニメの高揚感を共有できたことが何より嬉しかったです。

――今回のクリクロアワード受賞は、今後のクリエイター活動にどのような影響を与えると思われますか? 具体的な目標などがあれば教えてください。

アズパカ:
 ホビーアニメを現実に再現するだけでなく「現実をホビーアニメの世界にする」的な活動も目指していきたいと思っています。

鮪田カツオ:
 今後ともホビーアニメと現実の狭間を埋める活動を続けたいです。

日高かひろ:
 ホビーや創作系の出展者がもっと増え、それに興味を持つ来場者も増えてくれたら嬉しいです。出展者同士のコラボにも挑戦してみたいと考えています。

アイアムマン:
 事前のSNSではそれだけ楽しみにして頂けているという実感、イベント当日の票からは実際に喜んで頂けたという事を感じる事ができて、コレからもワクワクドキドキするものを作っていきたいというやる気に繋がりました。

――今回受賞された賞(例:大賞、ユニーク賞など)について、「この点が特に評価されたのでは」と思うご自身の強みや、企画のポイントがあれば教えていただけますか?

アズパカ:
 ミニ四駆やベイブレードなど、メンバーそれぞれが「自分が再現したいアツいホビーの世界」を持ち寄った事で、幅広い方々に楽しんでいただけたのだと思っています。

鮪田カツオ:
 アニメの世界を再現するために、全員が技術と労力を惜しまなかった点が評価されたのではと感じています。

日高かひろ:
 メンバー各自の個性と技術を活かしてブースを作り上げた成果だと思います。

アイアムマン:
 「子供の頃に誰もが妄想で思い描いていたモノを、技術を駆使して実際に作っちゃう」そんなワクワクをずっと持ったままの大人達が集まって開催できたのが一番の強みだと思います。

 

――今回の出展準備で、特に大変だったことや苦労したこと、逆に一番楽しかったことは何ですか?

アズパカ:
 体験・展示用の物品や販売のキットを大きなスーツケースに詰め込んで運んだのですが、東京駅辺りで体力ゲージが無くなり苦労しました。「時間がたりねぇ!!!」と仲間同士で騒ぎながら設営したのが楽しかったです。

鮪田カツオ:
 フリーレーンサーキットはお世話になっているミニ四駆ステーションさんから破損したコースを引き取って製作したのですが、サイズが大きいので搬入搬出が大変でした。一方で、にじバラ再現ミニ四駆にレイヤーさんが反応してくれたり、ホビーアニメの熱い思い出を語ってくれる方々との交流が楽しかったです。

日高かひろ:
 正直自分は大した事は出来てないので苦労と言える程の事はないのですが、多くの方にブースに足を運んでいただき、たくさんの方とコミュニケーションがとれたのが嬉しかったです。

アイアムマン:
 設営時の荷物の運搬と導線の確保に関しては大変でしたが、今回集まったメンバー同士で作ったもの見てワイワイしながらの設営だったので時間が足りなく感じたくらい楽しかったです。


――来年の超会議で出展するならやってみたいことや挑戦してみたいことを教えてください。

アズパカ:
 私はミニ四駆アニメが一番好きなので、さらに進化させた内容で出展したいです。

鮪田カツオ:
 ホビーアニメはミニ四駆とベイブレードだけではないのでビーダマン、クラッシュギア、カブトボーグなど様々なホビーアニメの世界を再現したいです。

日高かひろ:
 会場に来て見て見たい、そして自分も参加したいと思える企画を用意出来ればと思います。

アイアムマン:
 来年も出展するなら、今回は触れられなかったビーダマンやクラッシュギアなどもアニメみたいに遊べる空間を作りたいと思っています。超会議はコスプレも楽しみの一つだと思うのでホビーアニメを再現できる視覚的に楽しい撮影空間も出来たらいいなと考えています。作りたいモノが沢山あるので、この1年でどれだけ再現していけるかが挑戦となりますが、楽しんで作っていきたいと思います!!

■クリクロ銅賞:コスプレイヤー 87かぼちゃさん「太子だ!ギャグマンガ日和だ!」

――来場者の皆様からの反応や交流で、特に印象に残っていることはありますか?

87かぼちゃ:
 多くの方が太子だ!ギャグマンガ日和だ!と思い入れをもった方から笑った反応いただいたり、応援の声をいただいたことです。

――今回のクリクロアワード受賞は、今後のクリエイター活動にどのような影響を与えると思われますか?具体的な目標などがあれば教えてください。

87かぼちゃ:
 参加者それぞれが自分たちのオリジナリティーを持った表現をしたり、スペースを盛り上げているのでどんどんクオリティが上がっていくのではないかと思います。自分ももっと来場者が参加できる体験型のスペースを目指したいと思います。

――今回受賞された賞(例:大賞、ユニーク賞など)について、「この点が特に評価されたのでは」と思うご自身の強みや、企画のポイントがあれば教えていただけますか?

87かぼちゃ:
 青いジャージや大きな胸とピンクのワンピースを着たインパクトかなと思います笑

――今回の出展準備で、特に大変だったことや苦労したこと、逆に一番楽しかったことは何ですか?

87かぼちゃ:
 コスプレをもっと身近に感じて欲しかったので多くの造形物を展示したのですが、それらを持ってきたり展示する事に苦労しました。でも苦労した分多くの方が見てくれたので嬉しかったです。

――来年の超会議で出展するならやってみたいことや挑戦してみたいことを教えてください

87かぼちゃ:
 来場者に段ボールを持ってきてもらいみんなでダンボール製法隆寺をスペースにリアルタイムで建設することです。

■information

【4月10日(木)19時〜】 「推しスペース」を見つけてSNSと幕張メッセで応援しよう!投票した全員に福引チャンスも!【クリクロアワード2025/クリエイタークロス2025】

 

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