水とお湯を“注ぐ音”で判別する装置を作ってみた! 「AIにつまらない仕事をやらせたい」との熱意あふれる作品
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『水とお湯を音で聞き分ける装置作ってみた』という由井河あきらさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
つまらない仕事をAIにやらせよう
水を注ぐ音とお湯を注ぐ音、そのわずかな違いをAIで聞き分ける装置を自作したとの動画が投稿されています。

動画はクイズから始まります。実際に水とお湯を注ぎいだ音を聞き比べ、正解を当てるというもの。コメントを見ても、わかった人は多い様子。意外と聞き分けられることが知られています。

そこでGoogleの「Teachable Machine」に学習させて、水とお湯を聞き分けるモデルを作成しました。ブラウザ上で動作するため、スマホでも利用可能です。実際に使ってみると、お湯を注ぐと画面に赤いバーが、水を注ぐと青いバーが表示されました。

判定結果を知らせる装置も自作。サーボモーターが動き、「HOT」や「COLD」の札を上げ下げします。無線でやりとりするプログラムをAIに作らせたものの、「長くてダルいのでやめました」と投稿者。

画面にカラーセンサーを貼り付け、光通信で解決するという力技に出ました。画面が青くなるとCOLDの札が上がり、赤くなるとHOTの札が上がる仕組みです。これで装置は完成。判定結果も意外と正確です。

投稿者の「近頃のAIは楽しそうな仕事ばかりなので、たまにはこういう非生産的な仕事もやるべきです」というまとめには、コメントも反応。「これで水とお湯を判別する作業から解放されるわ」といったボケも飛び交い、動画を一層楽しいものにしています。

なお、“おまけ映像”ではぬるま湯を注いだ様子も紹介されています。混乱しているAIもなかなかかわいらしいので、興味を持った方はぜひ視聴してみてください。
視聴者コメント
温度計センサー使った方が安上がりでは?
便利やん!
壊れるまでこの仕事やらせたい
混乱してるのかわいい
ワイもAIなのかもしれない
文/高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『水とお湯を音で聞き分ける装置作ってみた』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm45288065
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