特撮ファンが選んだナンバーワン映画『仮面ライダー1号』 ひろゆきも絶賛する映画の内容とは?
これまで観た中でナンバーワン映画とその理由
芸術の秋。数多くある「芸術」の中でも、「映画」の存在は欠かせないでしょう。
「今まで観た映画の中で一番だと思う作品」を雑談配信者たちがプレゼンテーション。横山緑さんはイタリア・フランスの合作映画『ソドムの市』、やみんさんはアニメ映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ炎のカスカベランナー!!』を推薦。
一方、「特撮が大好き」と語る雑談配信者のよっさんさんは『仮面ライダー1号』を熱く紹介するものの、出演者&視聴者から「知らない」「観たことない」とコメントが流れるばかりのアウェー状態。「ストーリーもツッコミどころ満載で、大人も子供も楽しめる最強の映画」と語るよっさんさんがオススメした映画『仮面ライダー1号』の、誰も知らないコアな魅力とは……?
編集/ノダタケオ( @noda )
※本記事には映画『仮面ライダー1号』のネタバレを一部含みます。ご了承の上でごらんください。
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『仮面ライダー1号』の素晴らしさを熱弁
よっさん:
特撮が大好きで、いつも観に行くんですけど、『仮面ライダー1号』こそが……(最強だと思う)。
一同:
(笑)
野田草履:
映画じゃないじゃん。
よっさん:
『仮面ライダー1号』は2016年3月に(劇場公開)やったんだよ!
(テレビシリーズの)『仮面ライダー』は、仮面ライダー1号がいて、悪の秘密結社ショッカーがいたじゃん。さらに、この映画では「経済を手中に収めて世界を征服する」というノバショッカー【※】が出てくるの。
※ノバショッカー
ショッカーを抜けた怪人が結成した新しいショッカー
野田草履:
初代の仮面ライダーの藤岡弘、が演じる本郷猛(仮面ライダー1号)が主人公なの?
よっさん:
そう。藤岡弘、が主演をやってるんだよ。
よっさん:
テレビシリーズには、おやっさん【※】がいたけど、映画では高校生の孫娘が出てくるの。
(昔、本郷猛は立花藤兵衛と「一人前になるまで傍にいる」と約束したのに、一人ぼっちして寂しい思いにさせてしまった罪ほろぼしで)その孫娘とデートをするために、ヒーローが工事現場で働いてデート代を稼ぐんだよ。ありえなくね?
※おやっさん
立花藤兵衛。本郷猛(仮面ライダー1号)の師匠
ひろゆき:
すごいシュール。
よっさん:
それで、その仮面ライダー1号は、ノバショッカーたちとの戦いで、劇中に死ぬんだけど……。
ひろゆき:
え! 藤岡弘、死ぬの?
よっさん:
そう。そして、藤岡弘、を火葬するシーンがあるんです。(火葬の)炎で燃え上がっているときに、バーン! と爆発して生き返る。
横山緑:
なぜ、ネタバレするの? ネタバレしなくていいじゃん!
よっさん:
そうしないとこの話伝わらないんだもん。どうせ観ないでしょ? 観ないんだからいいじゃん。
ひろゆき:
(笑)
武力&知力を兼ね揃えたノバショッカー
横山緑:
格闘シーンはないの?
よっさん:
ありますよ。ノバショッカーは武力も強いです。
ひろゆき:
え、ノバショッカー、強いの?
よっさん:
武力も強いんだけど……。
ひろゆき:
だけど、頭もいいみたいな? そうしたら、ショッカーはもういらないじゃん。
よっさん:
そう。ショッカーも「ふざけるな!」とノバショッカーにむかついているわけ。それでショッカーとノバショッカーも敵対関係にあるというストーリー。
それで、テレビシリーズで登場したショッカーの大幹部、「地獄大使」って知ってます? 劇中では、地獄大使が復活をして、最後、ノバショッカーを倒すために仮面ライダー1号はライバルだった地獄大使と一緒になって戦うんです。
それで(ノバショッカーとの戦いの末に)地獄大使は死んでしまうわけだけど。
野田草履:
みんなよく死ぬなぁ。
よっさん:
極めつけは、地獄大使が死んでしまうとき、仮面ライダー1号がすごい名言を言ったんです。「身体を労れ、地獄大使」って。そのシーンには、もう感動した。
ひろゆき:
でも、悪者のショッカーと組んじゃう仮面ライダーもどうかと思うよね。
よっさん:
いや、仮面ライダーだけではノバショッカーを倒せなかったから、それは仕方ない。よくわからないけど、地獄大使もなんだかんだ言いながら、仮面ライダーのことを好きだったんじゃないかなぁ。ライバルだったけれども。