革新的な“バーチャルYouTuber”を作ろう――シロ、ミライアカリ、輝夜 月、のじゃロリおじさんも審査員として登場！ 熱気あふれる技術者たちの「狂気の2日間」を現地で体感してみた
いよいよ成果発表！
……そして開始から31時間。2日目の17時がタイムリミットです。この時間までに完成作品をYouTubeにアップし、発表用スライドを作ることが条件です。皆さんヘトヘトになりながらも、充実した表情で渾身の作品を作り上げたようです。1つのグループで3個作品を製作するアグレッシブなチームもいて、全部で16個の作品ができあがりました。
各チームの作品は下記のYouTubeのリストから見ることができます。
最優秀賞「音楽室YouTuber」
厳正なる審査の結果……最優秀賞に選ばれたのは、当日結成されたチームで挑戦したチームKAKUNIの「音楽室YouTuber」でした！
まずはこちらの完成作品をご覧ください。
アイデアソンで出た「音楽室に貼ってある偉人のポスターがVTuberになったら面白いんじゃないか」というアイデアを膨らませて、音楽家を美少女化した「バッハちゃん」と「モーツァルトちゃん」というキャラクターの軽妙な掛け合いを生み出しました。
審査員のGOROmanさんは、受賞ポイントとして「小学生が見ても受けるアイデアと、Viveとトラッカーを分けて2人同時に出演させられる技術、編集も含めたった2日でここまでできることに感動しました」とコメント。玉置さんは「すんなり決まりました」、にゃるらさんは「新しいVTuber界を背負ってもらいたい」と期待を込めました。
受賞を受けてメンバーは、「みんなが違った能力を持っていて、それが賞に結実して本当によかったです」「ベートーベン風に言うと“運命”だなと思いました」と嬉しさを表現し、会場の笑いを誘っていました。当日出会ったばかりの5人が、短い時間で見事に最優秀賞を獲得しました！
ソロ参加者による「おうち de VTuber」
そしてソロプレイで挑んだ坪倉輝明さんの「おうち de VTuber」も注目を集めていました。VR Chat上にVTuber撮影用のスタジオを作ってしまおうという作品です。カメラのスイッチング機能や「アバター更衣室」など、便利な機能が揃っています。かわいいアバターが撮影を手助けしてくれ、「撮影している風景もコンテンツになる」とのこと。
坪倉さんはハッカソンの様子を生中継しており、1日目の深夜3時になっても同時視聴者数が300人を超える大盛況で、「一人だけど全然さびしくなかった」と嬉しそうに話していました。
“あのお方”からメッセージが
そして閉会式の最後にはサプライズが！ あのバーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんからのスペシャルメッセージが再生され、審査員に就任することが発表されたのです。会場は大盛り上がりでした！
VTuberハッカソンの結果発表が行われ無事閉会致しました。ねこますさん(@kemomimi_oukoku)からのサプライズ動画も公開され大盛り上がりのクライマックスとなりました。#VTuberHack pic.twitter.com/ebR8Is9VJD
— .LIVE (@dotLIVEyoutuber) February 25, 2018
第1回VTuberハッカソン、いかがだったでしょうか。未来への期待感とブームへの熱気が感じられてわくわくしてきませんか？ そして年内には第2回のハッカソンも計画されているそうです。そのころにはVTuber界隈がどう進化しているか、興味が尽きません。今後もVTuberの進化を追っていきたいと思います！
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