イエモン再結成のきっかけはローリング・ストーンズだった! 廣瀬“HEESEY”洋一が再結成当時を振り返る
紅白に出られたのは時代が変わったから?
オーイシ:
2016年にTHE YELLOW MONKEYが再結成されて、その年にNHK紅白歌合戦に出演されていますよね。
廣瀬:
ありがとうございます。
オーイシ:
それは「出ようぜ」みたいな流れがあったんですか?
廣瀬:
紅白歌合戦には本当に90年代の売れだした当時から出たいとは思っていましたよ。みんな「出たい」と公言していましたから。
オーイシ:
お声がかからなかったということですか?
廣瀬:
そういう機会がなかったんでしょうね。バンド名のせいかな(笑)。
一同:
(笑)
加藤:
でも認めさせたわけですからすごいんですよ。俺はすごいことだと思ってます!
オーイシ:
それで言うと、(当時は出れなかったのに)なんで2016年は出れたんでしょう?
廣瀬:
時代が変わったんですよ。
オーイシ:
いろいろ解釈が広くなって、リテラシーがどんどんできてきたということなのかもしれませんね。
加藤:
実力で黙らしたんですよ!
廣瀬:
本当に感動的でした。
オーイシ:
今や、日本人を揶揄する悪口というイメージがTHE YELLOW MONKEYさんのおかげでなくなったもんね。誇れる感じになったもん。
廣瀬:
そうですか? そうだったら嬉しいな。
加藤:
かっこいい代名詞みたいになったもんね。
廣瀬:
どっちも簡単な言葉だから、ちょっと自虐的ではあるけれども、意外と外国人の方も覚えてくれるんですよ。外国に行って「お前ロックバンドやっているの?」みたいな話になると、「なんていうバンド?」と聞かれて「THE YELLOW MONKEY」と言うと、「ちょっとお前のその意味わかるよ、それはクールな名前だ」と言ってくれます。
それこそKISS【※】も俺が大好きな血や火を吹いたりするジーン・シモンズさんも覚えてくれていますから。
オーイシ:
すごくないですか!?
廣瀬:
俺の名前とTHE YELLOW MONKEYを、ちゃんと彼は認識してくれているんですよ。
オーイシ・加藤:
すげぇ~!
廣瀬:
なので、そういう……良かったなと思いました。
「僕たち、どうしてもっと頭を使ってこれなかったんだろうね(笑)」——『HYDE × YOSHIKI』対談で明かされる過去のやんちゃエピソード
ゴールデンボンバーの鬼龍院翔さん。X JAPAN・ToshlのメイクでLUNA SEAを歌い日本国民を混乱に陥れる