『ロックマン』の“しゃがみ操作ができない仕様”に込められた「カプコンの教え」がおもしろ深イイ件
今回紹介するのは、ゲーム夜話さんが投稿した『【ロックマン1・2】ロックマンがしゃがめない理由-ゲームゆっくり解説【第35回前編-ゲーム夜話】』という動画。再生数は2.5万回を超え、「ゲーム」カテゴリランキングで最高で9位を記録しました。
音声読み上げソフトを使用して、博麗霊夢(はくれい れいむ)とピサロナイトのふたりのキャラクターが、アクションゲーム『ロックマン』シリーズについて、画像を交えつつ解説を行います。
【【ロックマン1・2】ロックマンがしゃがめない理由-ゲームゆっくり解説【第35回前編-ゲーム夜話】】
初代『ロックマン』誕生から30年
霊夢:
『ロックマン』は1987年、『ロックマン2』は、約1年後の1988年発売。販売・開発はカプコン。当時、アーケードからの移植が多かったカプコンで、家庭用ゲーム機のオリジナルタイトルとして、大きな商業的成功を収めた作品でした。
霊夢:
2018年10月には、新作『ロックマン11 運命の歯車!!』の発売も予定されている、シリーズ誕生から30年が経過した今も、多くのファンに愛される人気シリーズです。ちなみに、両作と同年に発売された主なソフトは、『スーパーマリオブラザーズ3』や『リンクの冒険』、『ドラゴンクエストⅡ・Ⅲ』などがあります。
初代ロックマンは6名の制作陣、4か月の期間で制作された
ピサロナイト:
初代ロックマンは、グラフィックデザイン3名、プログラマーとプランナーとサウンド効果音、それぞれ1名ずつの、計6名の体制で作られました。制作期間は、わずか4か月です。さらに、スタッフの皆さんは、ロックマンシリーズで長らくプロデューサーを務めた稲船敬二さんを含め、当時、ほとんどが新人同然だったそうです。
ステージ選択のシステムは「何度も挑戦してもらうため」の設計
霊夢:
『ロックマン』シリーズでは、“ステージ選択方式”を採用していますが、これはロックマンが、当初、「アーケード用ゲーム」として企画されていたためでした。アクションが苦手なプレイヤーは、同じステージで何度もやられてしまうと、すぐに諦めてしまうかもしれない。しかし、初めから複数のステージを選択できれば、
何度も挑戦してもらえるのではないかという狙いがあったそうです。