「団員同士のマジ切れご法度、もめたときはコインで」なぜ念の達人だらけの幻影旅団で“コイントス”が成立するのか?原作の伏線を解説してみた
今回紹介するのは、ろんべるくさんが投稿した『幻影旅団のコイントスについての考察』という動画。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
今回はHUNTER×HUNTER劇場版緋色の幻影(ファントム・ルージュ)の公開を記念して、幻影旅団のコイントスについて考察してみました。
ファンの方以外にはよくわからない内容かと思われます。
かなり無理やりな解釈も含みますが、お楽しみいただければ嬉しゅうございます。
『HUNTERXHUNTER』に登場する幻影旅団のコイントスについて、「なぜ猛者揃いの団員がコインの裏表を見切れないのか?」という点を団員同士でのコイントスを成立させるためのルールやコインの形状など実践を交えて考察していきたいと思います。
なぜ「多分」なのかと言うと、原作者の冨樫義博先生の絵が『12本足のアリ』になっているからです。多分、先生のうっかりだろうということで、裏面は「12本足のドクロ模様の無い蜘蛛」と団員ナンバーの刻印で行きたいと思います。
素材SV925(銀92.5%)で、コインを作成します。
デザイン案を書いて、Twitterでフォロワーのみなさんに選んでもらいました。圧倒的に「ゴンさん型」が人気でしたが、それだと話が進まないので2位のA「うp主デザイ型」で作ります。
印のとおりに掘っていきます。
ワックス原型を業者さんに銀に鋳造してもらいます。
回転させると表と裏の判別が付きにくく、団員でも見極めるのが難しくなります。
相手側から投げたコインの裏表が見えにくい投げ方をしています。次に、コインをキャッチして裏か表かを言い合うんですが、ここでも決まりがあります。
これはコインをキャッチしている側の人間には、コインのどちらが上か分かるからです。
ですので、コインを持っている人間は、「コイントス中は絶【※】の状態で居なければいけない」などのルールが有ると思われます。トス側が絶を使わなければいけない理由はもう一つあります。
※絶
『HUNTERXHUNTER』において、オーラが全く出ていない状態にすること。
ヒソカのドッキリテクスチャーはもちろんのこと、例えばコインから手をどかす瞬間に極小のオーラを飛ばしてコインの裏表をひっくり返すことも出来るからです。そのような念能力による不正防止のために、『コイントス中は絶で居ること』は当然のルールとしてあるだろうと思われます。
では、考察に基づいて実際にコイントスをやって検証します。
「コインはどちらの手に?」
投稿者が一人のため、残念ながら3人でやるコイントスは出来ませんでした。
視聴者のコメント
・それは思った
・細かいな・・・・
・すごいいいいw
・トス側じゃなくても絶じゃないと防止にならないわな
・←4が無いとコールした後に念による不正が可能、3が無いと皮膚感覚で裏表が分かる可能性がある
・⑤は新刊の冨樫コメだなw
・おもしろかったー!
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