超リアルで美しいラブドール製造の秘密とは?そしてAI搭載 未来のラブドールに迫る!最先端ラブドール製造工場“EXDOLL社”潜入レポート
“対話”ができるリアルドールの開発
そして、EXDOLL社はラブドールのみならず、なんと人間と“対話”が可能なリアルドールの製作にかかっているとのこと。
EXDOLL社の研究センター。早速、ロボットの女性が会釈し、出迎えてくれました。
これが開発中のリアルドール。まるで映画などに登場するアンドロイドのように、体中にコードや基盤が基盤が取り付けられています。
そして、これはEXDOLL社が公開している、リアルドールとの対話実験の様子。iPhoneの“Siri”や、別のロボットと対話をしている様子が公開されています。
EXDOLL社CEO・楊 東岳氏へのインタビュー
そんな、ラブドールやリアルドールの製作を続けている、EXDOLL社(arte tokio)CEO・楊 東岳氏へのインタビューを敢行。ラブドールに懸ける熱い想いを語っていただきました。
ずらりと並んだドールモデル。どれも目を惹かれる美しさですが、楊氏曰く、「顔作りのモデルなどはおらず、想像で綺麗な顔を作っている」とのこと。
ちなみに、楊氏はこのロングヘアーのドールがお気に入りのようです。
美は一日にしてならず……限りなく人間に近いドールを目指して
ラブドール作りに並々ならぬこだわりを見せる楊氏に、ラブドール作りの「未来」について直撃しました。
楊:
会社を設立した時の目標は、リアルドールをどうすればさらに人間らしく作れるかでした。どうすれば人間らしくなるのか限界がないので、ずっと追い続けています。
リアルドールが人間と全く同じになるぐらいまで作り続けないといけない。その終点はありません。今の製品は動かないものだけど、次世代の製品は動けるものにしたい。そして、ユーザーとコミュニケーションを取ったり、感情的な交流を取れるようにしたいです。
――感情的にコミュニケーションを取れるようにするには、何を実現させようとしていますか。
楊:
それは表情の豊かさや細かさ、リアルドール自体の話す際の発音と、口の動き方の一致などです。目標まではまだまだ遠いですが、それが我が社の研究し続けているところです。
――変な質問ですが、こんなに綺麗なドールが話をしてくれたら、もう男性に恋人はいらなくなるのではないでしょうか(笑)。
楊:
逆に、女性に彼氏が必要か、という問題も生まれるのではないでしょうか(笑)。
リアルドールが、人間と全く同じ存在となる未来を目指す楊氏。その時を目指して、楊氏、そしてEXDOLL社の挑戦は続いていきます。
撮影協力・EXDOLL社
▼より細かいラブドールの製造過程や
インタビューなどは下記から視聴できます▼
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