『ハラスメントゲーム』髙嶋政宏の特殊すぎる性癖を吉田豪が語る「髙嶋さんはコミュニケーションとしてSMをやる。今完全にたがが外れていて面白い」
俳優の唐沢寿明さん、髙嶋政宏さん、広瀬アリスさんらが出演するテレビ東京系連続ドラマ『ハラスメントゲーム』。12月10日に最終回を迎えるこの番組は当初、記者会見で、髙嶋さんが広瀬さんに対し「赤ちゃんプレーしたいの?」「ムチで打ってみて」などとセクハラ発言を連発したことが話題となっていました。
久田将義氏と吉田豪氏がパーソナリティをつとめるニコニコ生放送「タブーなワイドショー」にてゲストで作家の岩井志麻子氏とともにこの話題に言及。吉田氏は髙嶋さんについて、「人はどうせ死ぬんだから、やりたいことをやらなきゃダメだ」と思い、自身の変態もオープンにしようという発想になったと説明。撮影現場でメンバー間の距離を縮めるためにコミュニケーションとしてSMをやる人で、幼少期のいじめが“唾液フェチ”につながったエピソードを明かしました。
また吉田氏や岩井氏の身近にいる“変態”と呼ばれる人々のエピソードも語られました。
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髙嶋さんはコミュニケーションとしてSMをやる人
吉田:
コミュニケーションとしてSMをやる人で、ドラマとかやるとどうしてもみんな上下関係とかあってぎこちないじゃないですか? そこの壁を突破するために、わざと差し入れとか置いてあるところに自分用のムチがあるんですよ。
それを置いておいて遠くから観察していて、「なんでこんなとこにムチがあるの!?」とか大騒ぎになってみんなで騒いでるところに、「それ僕のなんだよ、打って!」っていうコミュニケーションをやって、みんなに罵られたりすることで「距離が縮まるんですよ」って(笑)。
(画像はテレビ東京公式サイトより)
久田:
いいな~、素晴らしいな(笑)。
岩井:
SMプレイってやったことはないですか? 知っている人に聞いたんですけれど、最初にSMクラブに行くと、あらかじめ「言ってはいけない言葉とかを教えてください」って。
吉田:
プレイとしてアウトなやつがね、たぶん。
岩井:
それをカッコつけて「僕にはタブーはない、何を言われても平気だ」みたいなことを言う男がいると。それで困っちゃうのが、いざプレイがはじまって「この豚野郎!」 「あんあん」、「この犬野郎!」「あんあん」、「このハゲ!」「なに~!」って急に素に戻っちゃうみたいな(笑)。「最初に書いておいてよ!」みたいなことがある。
この間聞いた話で、女王様がM男に対して「お前は犬だよ! この犬野郎!」って言ったらむくっと起き上がって「犬とはなんだ、犬とは! 人に向かって犬とは何だ! 俺は豚だ!」。
吉田:
プライドを持って(笑)。
岩井:
すごいプライドの高い豚。「俺は豚だ!」っていう。
吉田:
あまりかしこい動物じゃないぞっていう(笑)。
髙嶋さんが言っていたのは、よく気軽に「S? M?」とか聞くじゃないですか。高嶋さんもつい気軽に「僕はSです」とか言っていたら、Mの人に「じゃムチで打って」って言われて打っていたら「全然だめ、もっと強く! もっと強く!」みたいな。結局ずっと罵られ続けて気軽に「S」と言うのをやめようと思って、「M」と言ってもムチの打たれ方もとんでもなくて。
髙嶋さんがあるモノに執着する理由
吉田:
髙嶋兄と話していてしみじみしたのが、髙嶋兄が唾液にすごい固執していて、唾液とか口の中とか。「歯を見せて」みたいなことをよく共演の人に言っていて、口の中を見たい口腔内フェチで、あるMの人がギャグボールをはめていて、ギャグボールの中はすごく唾液が溜まると。
髙嶋さんが言ったのが「その唾液吸わせて」っていう。唾液になんでそんなに執着するのをかっていうのを掘り下げていったら、たぶんSMも含めてですけれどそういうようなものってトラウマに根ざしているとボクはずっと思っていたんだけれど、髙嶋さんもたぶんそれだと思っていて、子供の頃は肥満児だったんですよね。
背中をシャーペンで刺されたりとかずっとそういうことをしていた時に、ある日机の上によだれを垂らされたと。それはいじめなんだけれど、本人は実際にいじめだとは思わなくて、ある種のご褒美というか唾のにおいをひたすら嗅いだりとか、「あれが僕の中では悪いと思わなかった」と。
岩井:
じゃこの話をしてもいいのかなというか、私の仲良しの男性が芸能人なんですけれど、芸能人ばかりが行く風俗店があって。本当にあるんですね、そういうのがね。そこで会った女の子に「絶対しゃべらないから教えて。今まで会った客の中で、一番変態は誰だった?」と聞いたら、「髙嶋さんの片方」って言って、女の子が言うには一切触れずに女の子を床に寝かせてずっと唾を垂らしていたっていう。
久田:
マジですか(笑)。
岩井:
だからこれは本当の話なんだなっていう。
久田:
もう裏付けていますね。
岩井:
そう。だから私はこの話は黙っていたんですけれど、言ってもいいのかよみたいな(笑)。
吉田:
言っていいかどうかはわからないですよ(笑)。
岩井:
そうですか、まあいいじゃん、言っちゃったし(笑)。
髙嶋兄は、今完全にたがが外れていて面白い
吉田:
髙嶋兄は、今完全にたがが外れていて面白いです。「人はどうせ死ぬんだから、やりたいことをやらなきゃダメ」だって言っていて。お父さんを見たのもあるらしいんですよ。あんなに明るかった父がうつ病になったりとかを見て、「人生は好きなことやらなきゃダメだ、それには自分の隠されている部分も全部出してなきゃダメだ、変態もオープンにしよう」っていう発想になっていったっていうね。
岩井:
「変態」って、それこそ私はうかうか言えないというか、自分のことを変態だと思ったことはないんですけれど、ただのスケベというか。変態にリスペクトがあるので、とてもじゃないけれど私はそんなことをよく言えませんわ。私はただのスケベですよって。変態は自分には到達できないすごい世界を見ている人たちなんだなって思うから、本当に尊敬しちゃうんですよ。
久田:
僕も赤ちゃんプレイとかって無理ですし、僕も逆にさっきおっしゃったようにSM嬢にビンタされたら逆にビンタ仕返すくらいの……。
吉田:
SM嬢のところに行くなって話ですよ(笑)。
久田:
なかなか行かないからね(笑)。僕は結構なめられる外見なので、そう思ったんでしょうね。大間違いだって。Mじゃないの? って思ったんだろうけれど違うんだって。大間違い。人を見かけで判断しないでくださいっていうね。
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タブーなワイドショー11月号
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