解散を控えた「Wake Up, Girls!」青山吉能&高木美佑ペアが新ラジオに起用!? メインパーソナリティ・中島ヨシキを翻弄する“チルドレンっぷり”をご覧あれ!
新番組では何やるの?
――先ほどもちょっと話題に出ましたが、実はこのインタビューの直前まで、「−マイラジ」の第ゼロ回放送で企画会議をしていたんですよね。会議で、番組の方向性は視聴者を癒やす“ヒーリングラジオ”に決定したと伺いましたが、中島さん、ぶっちゃけこの2人は視聴者を癒せるんでしょうか……?
高木氏:
ちょっとちょっと。癒せない、みたいな聞き方じゃないですか?
中島氏:
のびのびと縮こまらず、無軌道にやっていただければなと(笑)。
声優がやるラジオって、作品やキャラクターがある関係で制約がつきがちなんですよ。でもここではそういう縛りなく、2人がやりたいようにやってもらいたいですね。
高木氏:
じゃあふだんは破壊的でも「いつかは癒すぞ」みたいな感じならば大丈夫ってことですね? よかった。
青山氏:
「視聴者を癒やすラジオ」っていう気持ちでやってればオーケーでだから、なんとかなるよ!
――なるほど(笑)。番組としてやってみたいこと、壮大な野望みたいなのがあったら教えてください。
青山氏:
そうですね……スカイダイビング。
高木氏:
スカイダイビング、ずっとやりたいって言ってるね。
青山氏:
3年くらい前からやりたいって言ってるんですけど、なかなか機会がなくて。青空を全身で感じるわけですよ。“足からつま先”まで。
――(足からつま先……?)
高木氏:
「頭からつま先まで」、ね。
青山氏:
大丈夫です。「足からつま先」までで。青空は感じられる。
高木氏:
体の他の部分はどこいっちゃったんだろ……。
――気を取り直して、高木さんは挑戦してみたいことなどありますか?
高木氏:
ロケとかしたいですね、大自然を感じたい。滝行とか。
――た、滝行ですか。
中島氏:
メイクめちゃくちゃになっちゃうよ?
高木氏:
いいですよ! 若いうちやっとかないと。
――実は……滝行やったことあるんですが、ちょっとした滝でも動けなくなるくらいツライですよ。本当に大丈夫ですか?
中島氏:
よしやりましょう(即メモを取る)。
一同:
(笑)。
中島氏:
あと2人でキャンプとかやってほしいですけどね。 2人だけで。
高木氏:
『ゆるキャン△』的な。
中島氏:
いや、ガチキャンだよ。テントを立てるところからご飯、寝るところまで全部 2人でやる。
高木氏:
やってみたーい! ツリーテントっていうのがあるみたいなんですが、それに泊まってみたいです。
青山氏:
2人だけで !? でも、一応スタッフさんは近くにはいてくださるんですよね?
中島氏:
そりゃいますよ! 2人にビデオカメラを渡してキャンプしてもらったとして、「この映像一個も使えないよ」ってなったらどうするの(笑)。
高木氏:
よかった(笑)。でもキャンプは本当にやりたいですね。
本当に癒せるんですか?
――“ヒーリングラジオ”ということは、お悩み相談のコーナーなんかもあったりするんでしょうか?
中島氏:
そうですね、それはコーナーとして想定しています……どうかされたんですか?
――いえ、と言うのも、今日はちょっと僕の知人からの小さなお悩み相談を受けて欲しいんです。青山さんと高山さんにどれほど“癒し効果”があるのか、ついでに検証もできると思いますし。
高木氏:
おっ。どんな悩みですか?
――彼は最近、フリーランスから一転、会社に入社したのですが……「君を見てると胃もたれする」って言わるらしいんですよ。まだ入社して2周間ぐらいなのですが……。
青山氏:
えー。そんなこと言うお前が辞めちまえって感じですよね。
高木氏:
水ぶっかけてしまえばいいですよ。「コーヒーでぇ〜す!」って。
――えぇ……。
中島氏:
お悩み解決、わりと荒業になりそう……。まあお悩み相談は、やさしく導くだけじゃなくて「それはお前が悪いよ」ってアンサーしてもいいものだから、大丈夫なのかな?(笑)
――いや〜、明日も頑張れそうな気がしてきました。
高木氏:
いろいろ大変だと思うけど、何でも笑い飛ばせる世の中にしたい……。
中島氏:
壮大な世界観になってきたね。
高木氏:
私たちもいろいろあるけどさ、何でも笑ってね。笑ってやれればいいなと思います。
青山氏:
私たちの番組を聞いて「馬鹿馬鹿しいな、俺の人生」みたいな。違うか。
中島氏:
それ人生辞めちゃうやつだから(笑)。
青山氏:
間違えました(笑)。でもわたしは超ポジティブで、かつめちゃくちゃネガティブだから、いい塩梅で相談には乗れるかと思いますよ!
中島ヨシキが裏方もこなすワケ
――ここで少し話題を変えて、中島さんについて伺っていきたいと思います。中島さんは声優として活動する傍で、「ザックリエイト」のように番組の企画や編集ディレクションなど、いわゆる“裏方”でのお仕事もされていますが……声優以外の活動を始めたキッカケってなんだったのでしょうか?
中島氏:
そもそも「ザックリエイト」って少人数で始まったチャンネルなんですよ。僕とプロデューサーの清水さんと、構成の篠崎さん、そしてマネージャーさんの4人。基本的にはこの4人が現場に来て、なんとなく収録して放送するというかたちで。
清水さんは番組の配信を沢山されているし、篠崎さんはラジオの構成を担当していらっしゃる。そして僕にはパーソナリティ経験があったので、このメンバーがいれば割とちゃんとしたものが作れるんじゃないか、というのが始まりでした。
――ミニマムなメンバーだったからこそ、必然的に複合的なスキルを求められる現場でもあったと。
中島氏:
そうかもしれません。自分で立ち上げた番組なので、番組の企画から編集まで、キチンとディレクションしたかったんです。
――チャンネルへの“思い入れ”の部分での後押しもあったということですね。すでにチャンネルでは二つの番組【※】を運営されていますが、今回の「−マイラジ」を立ち上げるに至った経緯を伺ってもよろしいですか?
※中島氏のチャンネルでは、チャンネルと同名のメイン番組「中島ヨシキのザックリエイト」の他、「駒田航と天海由梨奈のマリスタ!」が現在公開されている。
中島氏:
ひと月4週間あるなかで、第1、3週の金曜日は「ザックリエイト」の放送があって、第4週には「マリスタ」という番組を放送しているんですが、第2週が空いているということに気づいてしまったんです(笑)。
チャンネルを運営していく中で、番組を作るノウハウや、手応えもある程度感じれるようになってきた頃だったので、今までとは少し異なる趣向の番組に挑戦してみようと思ったのがキッカケです。
今後の展望
――さて、そろそろお時間となってしまったので、最後に今度の展望についてお聞かせ願えればと思います。まずは中島さん、今後チャンネルで挑戦していきたいことがあればお聞かせください。
中島氏:
2019年「ザックリエイト」の計画ひとつとして挙がっているのが、ドラマCDの制作です。シナリオはイチから自分で練るつもりなのですが、商業に耐えうるものを作れるように頑張ろうと思っています。
青山氏:
ストーリーを自分で書くんですか?
中島氏:
お話を書くということに関しては、舞台の脚本とかもやっていたので、経験はあるんですよね。いろんな人の力を借りる必要はあるのですが、「ザックリエイト」のコンセプトは“楽しく好きなもの、好きなことを自分たちで作っていく”なので、ぜひ楽しみながら実現していきたいです。とにかく、やれることは自分でやれる人になりたいですね。
高木氏:
そのうち作曲もしはじめたり。
青山氏:
もう歌詞を書いていますよね、たくさん。
――「ザックリエイト」の出演者の方々だけでもドラマCDは成立しそうですね。
中島氏:
そうですね。まだまだ構想の段階ですけど、せっかくやるんだったら気合を入れて作りたいですね。各事務所さんにオーディションも募集したいですし。
高木氏:
ウチら出れない……かも。
青山氏:
ヤバい、がんばろう。
――めちゃめちゃ弱気(笑)。ずっと「2人でラジオをやりたい」と話していたのが実現するじゃないですか!
高木氏:
そうですね! 先ほど企画会議をしていて、本当に実現するんだと実感が湧いてきました。そして、会議でこんなに盛り上がれるってことは、絶対に楽しい番組になるんだろうなって確信もできました!
自信を持ってみなさんにお届けできるように、1回目から頑張りたいと思います。「−マイラジ」をよろしくお願いします。
青山氏:
美祐と番組することは夢だったので、それが実現してほんとに嬉しいです。
WUGという枠組みから外に出たら、どんな荒波が待ち受けているのか。いろんなことをみなさんといっしょに経験しながら、「ザックリエイト」ファミリーとしても一歩一歩、二歩三歩と進んでいきたいなと思っております。
――ありがとうございます。中島さん、この2人を率いていくことになりますが、いかがでしょうか?
中島氏:
声優番組が世の中にいっぱいあるなかで、「ザックリエイト」だったら僕でしかできないこと、「マリスタ」だったら駒ちゃん(駒田航)と天海由梨奈にしかできないことが絶対あります。そんな個性が間違いなく 2人にもあると思うので、その魅力・楽しさみたいなものをリスナーのみなさんと共有できるような番組にしていきたいです。
スタジオを飛び出して、リスナーのみなさんと交流ができるような催しも考えていきたいので、その際はぜひ遊びにきてください!
――「マイラジ」のスタートが楽しみです。本日はありがとうございました!(了)
新番組「−マイラジ」をチェック!
「−マイラジ」の第ゼロ回放送は、本日1/19 22:00よりスタート! 番組の詳細は、公式ニコニコチャンネルや、番組公式ツイッター(@thecreate8)をご覧ください。