『スマブラSP』に参戦した「パックンフラワー」の“原作再現”要素を細かくご紹介! 初登場から34年、「こんなところまで!?」とビックリなポイントも
さまざまなゲームのキャラクターが一堂に会し、ド派手な乱闘を繰り広げる『大乱闘スマッシュブラザーズ(以下、スマブラ)』シリーズ。その最新作である『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(以下、スマブラSP)』に、追加ファイター「パックンフラワー」がついに追加されました!
『スーパーマリオ』シリーズに古くから登場するザコ敵が、スマブラファイターとしてまさかの大躍進。そんな奇抜なファイターには、沢山の“原作元ネタ”の要素が隠されていました。
今回はその元ネタについて、KMTさん投稿の動画「【スマブラSP】茜ちゃんが全力でパックンフラワーを解説する動画【VOICEROID解説】」をご紹介します。
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植木鉢と土管を履き替えるオシャレさん
まず最初のポイントは「植木鉢」ですね。パックンフラワーといえば、土管から生えていたり、直接地面から生えていたりするイメージが強いと思います。
ですが、実は植木鉢から生えている作品もかなりあります。例えば『スーパーマリオ 3Dワールド』であったり、『マリオカート8』であったりと、最近の作品に多く見られます。
ちなみにカラーチェンジをすると、植木鉢が土管に変化します。もちろん、このカラーチェンジにも元ネタがあります。
細かすぎ! ビックリなカラーリング再現
このカラーは、初代『スーパーマリオブラザーズ』の「パックンフラワー」ですね。花の色、斑点、茎や葉の色、土管の色などが完全に一致しています。
このカラーは『スーパーマリオ 3Dワールド』の「のびのびパックン」ですね。あとは『マリオカート アーケードグランプリ』のピーチ姫専用アイテムのパックンフラワーなどもあります。アーケード版のパックンフラワーの方が配色が近いので、こっちが元ネタ化と思われます。
このように、カラーリングの各色とも細かい元ネタが存在するのです。
カラーだけじゃない! 姿にも細かな再現が
カラーリングだけでなく、それぞれの姿形にも元ネタが存在します。
横スマッシュ攻撃は『スーパーマリオギャラクシー2』に登場する「イガイガパックン」ですね。ちなみにこのイガイガパックンは、ゲーム内のステージ「空島ギャラクシー」のミッション「ぶつけて ブッこわせ!」にしか登場しない敵です。
これは『スーパーマリオブラザーズ3』などに登場する「フーフーパックン」ですね。ちなみに、吹いて飛ばしている鉄球は「シューリンガン」といいます。
よく見ると、パックンフラワーに足が生えていますね。実はパックンフラワーが足を生やして移動するのは珍しいことはなく、これは「フーフーパックン」が元ネタですね。
これは『ペーパーマリオRPG』などに登場する「ポイズンパックン」ですね。見た目と攻撃の動作は『ペーパーマリオRPG』及び『スーパーペーパーマリオ』のもので、毒の息の色は『マリオストーリー』のものですね。つまり、ポイズンパックンが出るゲーム全ての要素が詰まっているようなものです。
パックンフラワーの茎の部分が長く伸びていますが、これは「ドカンパックン」と「テクテクパックン」が首を伸ばす動作をします。
パックンフラワーが葉っぱを回して飛んでいます。これは「プロペラパックン」や『スーパーマリオワールド』の「ピーパックン」、『ヨッシーストーリー』の「ペロペロパックン」が該当します。
これは「ボスパックン」ですね。かごを持っているということは『大乱闘スマッシュブラザーズスマッシュブラザーズX』でボスとして登場したボスパックン、ということになります。
いかがでしたでしょうか。
満を持してスマブラSPに登場したパックンフラワー。ただでさえ異色のファイターとして抜群の存在感を放っていますが、その様子をよーく見てみると様々な原作ネタが盛り込まれていることがわかりました。
パックンフラワーは、すでにスマブラSPを購入されている方なら今日まで無料で受け取ることが可能なので、ぜひご自身で操作して、独特な性能をお楽しみください。
【スマブラSP】茜ちゃんが全力でパックンフラワーを解説する動画【VOICEROID解説】
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