雑巾でジャケットを作ってみた…? 謎の重厚感とフィット感を実現した“技術の無駄遣い”に思わず二度見
今回紹介するのは、JDYさんが投稿した『雑巾でジャケット作ってみた』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
今までの動画に圧倒的なユーモア不足を感じていたので、とりあえず皮切りに雑巾でジャケット縫いました。所謂アンコン仕立て(ラペル芯あり)ですが、雑巾は元から2枚重ねなのでかなり重いです。
雑巾で本格的なジャケットを仕立てる天才職人が現れました。仕立屋に依頼したら数十万はかかりそうなレベルのジャケットが完成しました。雑巾なのに!
まずは、通販サイトで購入した大量の雑巾を洗濯機で洗います。コットンは洗濯すると縮む性質がありますので、縫製前に水通しをするのが通例ですが、「雑巾ジャケットにそこまでするっ!?」と冒頭から突っ込んでしまいます。
型紙をおこします。自身で型紙を作るところからやっている様子です。素晴らしい技術力です。
雑巾を、型紙の大きさに合うように縫い合わせ、大きな布にします。そこから型紙に合わせて裁断します。
縫い糸で目印をつけていきます。結構な量をの印をつけるようです。
ポケット周りは補強しておきます。
手縫いで止めたり、ミシンを使ったり、ハケで水を塗って、アイロンをかけるなど、細かい作業が続きます。
ボタンホールも手縫いで作ります。ていねいなお仕事です。
最終的なアイロンがけは、当て布をして行います。雑巾なのに!
完成度高すぎるジャケットができました。胸ポケットにはふきんをしまいます。むちゃくちゃオシャレです。
背面を見ると、雑巾の継ぎ目がよくわかります。
この動画を投稿したJDYさんは、「夏用帆布バッグ製作動画|その1:デザインの紹介」など、カバン制作の動画を投稿してきました。ところが「ユーモア不足」を感じ雑巾ジャケットに挑戦したそうです。その発想、技術の無駄遣いっぷりには脱帽します。
視聴者コメント
タイトル二度見
文/高橋ホイコ