チケット転売問題について考えるチームが政府で発足。自民党議員「法律を作る事も視野に入れています」
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インターネットを使ったチケットの高額転売問題で、自民党の議員連盟はプロジェクトチームを発足、6月1日に初会合を開きました。
業界団体が高額転売の阻止に向けて取り組みを強化する中、プロジェクトチームも規制面での対応を検討する見通しになっています。
この問題を受けて、参議院議員山本一太さんがプロジェクトチームの座長である衆議院議員の山下貴司さんにインタビューを行いました。
定価1万円のチケットが20万円に!?
山本:
最近、『高額チケット転売問題』が気になっているんです。(この問題は)昔からあったんですけれど、インターネットが普及して、チケット転売サイトが出来たんですね。尚且つ、スマホが普及したので、どんどん転売チケットが買えるようになった。
その結果、何が起きたかと言うと、1万円のチケットが20万円や30万円の値段で転売されているという状況になった。これを見かねた日本音楽製作者連盟、コンサートプロモーターズ協会が1000人くらいのミュージシャンと共に、「なんとかやめてほしい」と、新聞に意見広告を出したんです。
山本:
石破茂前大臣が会長を務める『ライブ・エンターテイメント議員連盟』の下に、高額チケット転売について考えるチームができて、自民党の山下貴司衆議院議員が座長に就任しました。彼は元東京地検特捜部の検事で、尚且つアメリカ大使館にもいた国際派です。今回はその山下さんにインタビューをしてきました。
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