小池都知事の敵か味方かだけで投票先を決めてない? マンガで描く「都議会議員に求められる本当の役割」
今回の都議選のひとつの焦点は、小池百合子都知事が代表を務める「都民ファーストの会」がどれだけの議席を確保するか。小池氏を支持する議員が多数となれば、小池氏が提唱する「東京大改革」が推進されると言うのですが…
都議会の公式webサイトにも「都議会と都知事は対等な立場にあります」と明確に書かれています。
地方公共団体には、団体としての意思を決める議会(議決機関)と、議会の決定に基づいて事業を執行する団体の長(執行機関)とがあります。
東京都の場合は「都議会」と「都知事」がこれにあたり、都議会の構成員である都議会議員と、執行機関の長である都知事が、住民による選挙で直接選ばれています(二元代表制)。
都議会と都知事は、それぞれ独立の機関であって、対等な立場にあります。
都議会と都知事は、それぞれの権限・役割が明確に区分され、相互のけん制と調和によって公正な行政を確保するという、チェック・アンド・バランスの機能を生かして、都民のための都政を推進しています。
東京都議会webサイト「都議会と都知事」より(太字強調は編集部)
知事の意向に「とにかくYes、とにかくNo」ではなく、知事と対等に議論ができる人物であるかどうか。
そんな視点で投票する候補者を選んでみてはいかがでしょうか。
猪瀬直樹氏(元・都知事)、塩村あやか氏(現・都議会議員)らと一緒に、都議選の開票結果を見ながら都知事と都議会・首長と地方議会のあり方について議論する生放送を7/2(日)に配信します。東京だけでなく全ての地方自治体に関わる問題となりますので、ぜひ皆さんご覧ください。
出演者
津田大介(司会・ジャーナリスト)
塩村あやか(東京都議会議員)
山口一臣(THE POWER NEWS編集長)
【特別ゲスト】
猪瀬直樹(作家)
河村たかし(名古屋市長)
山田太郎(前参議院議員)
川名ゆうじ(武蔵野市議会議員)