『FF8』△ボタンを使わずにプレイ⁉ メニューが開けずセーブも自由にできない縛りに視聴者もガチ困惑
長らく実況プレイ動画を視聴していると、動画ページを開く前から「この動画は○○さんだろう」という確信をもってアクセスすることがある。
動画タイトルやサムネイル、プレイスタイルというのは投稿者の色が大きく反映される部分であるため、ランキングなど投稿者の名前が表示されていない場面でも、実況者の癖が強ければ気が付くことができるのだ。
そういった場面は珍しくなく、実際ニコニコ動画では投稿された動画に対し、視聴者から「またお前か」、「お前じゃなかったらどうしようかと」などのタグが登録されている動画も多い。
今回紹介するのは癖の強い縛りプレイを投稿し、「お前じゃなかったらどうしようかと」タグが付けられていた動画。shelfall(2代目)さん投稿の『△ボタン禁止でFF8 part1』だ。
この動画は2014年に発売されたPC版の『ファイナルファンタジーVIII』で△ボタンの使用を制限し、ゲームクリアを目指すというもの。
今回はゲームプレイの中心であるメニューを開くために必要な△ボタンを制限した縛りプレイ。あまりに奇抜な縛りから視聴者を困惑させている動画をご紹介する。
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あらゆる要素が制限される△ボタン禁止縛り
△ボタンの使用を禁止して『ファイナルファンタジーVIII』に挑んだこの動画。まずは今回のプレイで設定された縛りと、影響を受ける要素を確認しよう。
本動画シリーズで設定された縛りは以下の通り。
・△ボタン使用禁止(PC版のため”B1″ボタンと表示されます)
・「ジャンクション入れ替え」禁止(PC版限定機能で、メニューを開かずにジャンクション調整ができてしまうため)
・カード変化禁止
・お出かけチョコボRPG禁止
注目ポイントはやはり、△ボタンの使用禁止。コントローラーのボタン使用を物理的に禁止すると、プレイにはどんな影響を及ぼすのだろうか?
『ファイナルファンタジーVIII』では△ボタンがメニューに設定されているため、メニュー内に格納されているジャンクション関連の機能やアイテムの使用が制限。メニュー内にはセーブも格納されているため、自由にセーブすることもできない。
そのため、本縛りではプレイに数回発生する△ボタンを使用しなくてもメニュー画面やセーブ画面が開くタイミングを活用して攻略を目指すとのこと。
動画ではハードな縛り要素の発表に困惑する視聴者が続出した一方で、期待感を抱くコメントも多く寄せられていた。
本縛りでは△ボタン以外にも、パーティー編成画面でジャンクションの入れ替えが可能な「ジャンクション入れ替え」の使用と、ゲーム内で入手できるカードをアイテムに変換する「カード変化」の使用も禁止。
チョコボを操作することでアイテムを獲得できるミニゲームの「お出かけチョコボRPG」も禁止されている。
ボス戦を突破するも絶望。序盤のキツさがハンパじゃない△ボタン縛り
過酷な縛りを設けて『ファイナルファンタジーVIII』のクリアを目指す本動画シリーズ、ここからは縛りプレイの様子を見てみよう。
動画ではプレイの都合上、道中の無駄なダメージを避けるため、ザコ敵との戦闘を回避しながらボスに挑戦する様子が確認できる。
序盤はメニューが開けないためジャンクションの設定ができず、「たたかう」だけでの戦闘となってしまうもののの、ビッグスとウェッジとの戦闘までは特に苦戦する様子もなく突破。
記念すべき初回プレイの様子が収められているPart1では、4体目の序盤のボスX-ATM092までのプレイが記録されているが、解説によれば3体目のボスであるエルヴィオレが最初の関門となるようだ。
エルヴィオレはHPが比較的高く、3ターンごとに使用する全体攻撃が強力なため、慣れていないプレイヤーであれば通常プレイでも苦戦する相手とのこと。
そんな強敵相手にノージャンクションで挑まなくてはならない本縛り。今回のプレイではたたかうで地道にダメージを稼ぎつつ、HPが削られたら特殊技を使用して戦う必要がある。
通常のジャンクション縛りであれば、△ボタンを連打による行動スキップで特殊技を簡単に使用できるが、今回は△ボタン縛り。場面場面に合わせた適切な判断も重要となるようだ。
Part1ではひとりが戦闘不能、残りのふたりがHP極僅かというピンチに陥りながらもスッコスコ(スコール)の連続剣でエルヴィオレを突破するという熱い展開を披露した。
初回から難所を突破するという劇的な展開ではあるものの、shelfall(2代目)さんによれば本プレイでは手放しで喜べない厳しい状況とのこと。
というのも、エルヴィオレ戦のあとには制限時間内に移動しなくてはならない時限イベントがあり、そこではさらなるボス戦が控えている。
メニューの開けない△ボタン縛りではエルヴィオレ戦を突破した状態のまま挑むこととなるため、戦闘終了間際に回復しなければピンチでX-ATM092に挑むことになる。
今回の場合は1名戦闘不能、2名瀕死のピンチで突破してしまったためX-ATM092を突破できずにゲームオーバー。オープニングからの再スタートとなってしまった。
初回からゲームオーバー、再スタートが確定してしまったキツい結果に視聴者からは「え?本当にパート2あるの?」のようなコメントも寄せられていた。
△ボタンの使用を禁止し、『ファイナルファンタジーVIII』のクリアを目指す『△ボタン禁止でFF8 part1』。本シリーズはライブ配信で行われた縛りプレイの編集版のため、ノーカット版が気になる方はそちらもチェックしてみてほしい。
文/富士脇 水面
△ボタン禁止でFF8 part1
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