選挙終わって後は政治家にお任せと思ってませんか? 投票以外で都政に物申す方法まとめました
都民ファーストの会が127議席中55議席を獲得した一方、自民党が過去最低の23議席と両党の明暗が分かれた都議会議員選挙。投開票翌日の7月3日(月)には、二元代表制への懸念を理由に、都民ファーストの会・代表の小池百合子都知事が代表辞任を発表するなど、今後の都議会運営の形が徐々に明らかになってきています。
選挙が終わり、都議会運営を担当する都知事と都議も決まり、あとは彼らにお任せ…そう思っていませんか?
豊洲市場移転、東京五輪、都議会改革など……今回の都議選に投票された方は投票前に各候補者の政策も参考にされたかと思います。
が、本当に大事なのは、「当選した都議(自分が投票した人であっても、そうでなくても)」が、「選挙時に唱えていた政策を実現しようと本当に動いているか」、そして「都民の声を聞き、都民のためになる政策を実現しようとしているか」を引き続きチェックし、声を届け続けることではないでしょうか。
そこで、本記事では選挙での投票以外で政治家に意見を届ける方法について、上記マンガ作を制作いただいた川崎市議会議員・小田理恵子氏に教えていただきました。
都民が都政へ意見を言う方法について
知事へ直接意見を伝える⇒「知事への提言」
手紙、はがき、ファックス、インターネットから直接出すことができます。
都議会で審議してもらう⇒「請願・陳情」
「議会局」という組織があるので、そちらに相談すれば出し方や留意事項などサポートしてもらえます。
議員に直接相談する
各議員にアポイントを取って相談したり、メールや電話で相談することもできます。SNSを開設している議員も多く、意見交換や気楽な相談を日常的に行っている議員も多いです。
ただし、匿名の相談は本当かどうかわからないので、受け付けられないこともあります。
ほかにも
周囲の人と都政について話し合う
SNSで自分の考えをシェアする
次回の都議選に立候補して自分が議員になる!
といった方法もありますので、自分のできる形で都政への関わりを続けてみてはと思います。