バズったツイートをAIに学習させたら、バズを生み出ることはできるのか検証してみた! 人類には早すぎた結果に終わるものの、ポテンシャルを感じさせる内容も
今回紹介するのは、ぷらぐら/ゆっくりプログラミングさん投稿の『バズったツイートをAIに学習させたらバズりまくり説』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
というわけで今回は日本語版のGPT2にバズってるツイートを学習させたらどうなるの?という企画でしたー!
久しぶりにPython触ったのでなかなか骨が折れましたが、面白い結果になってよかったです!
Twitterでは何気ない日常の一言や面白文章など、様々なつぶやきが毎日投稿されています。
Twitterをしていると、誰しも一度は「バズってみたい」と思ったことはあるのではないでしょうか。今回はそういった夢を実現すべく、ぷらぐら/ゆっくりプログラミングさんがとある方法で解決しようと試みました。
それは「AIでバスりそうなツイートを自動生成する」というものです。
今回の流れですが、
①バズったツイートをたくさん集める。
②収集したツイートをAIに学習させる。
③学習させたAIでツイートを生成し、実際に投稿して検証する。
となっています。ちなみに投稿するアカウントでは以前に「3.6万いいね・1.3万リツイート」のツイートを出したアカウントで投稿するので、この値を目指す形になります。
初めにTwitterAPIの無料プランを使ってツイートを集めます。対象ツイートは「リツイート1000以上・直近7日間」となっています。
その結果、最終的には3152件のツイートが集まりました。
このデータを使って、AIに学習させていきます。今回は「GPT2」という自然言語に強いAIを使用します。しかし、ここで問題が。この「GPT2」は元々海外で作られたモノなので、日本語の文章生成には適していません。
ですが、tanreinamaという方が「GPT2の日本語版」を作成しており、なんと無料で使用できるそうです。
こちらはネット上のWikipediaやブログ、小説などを収集して学習させているとのことです。
これだけでもかなり自然な日本語が生成できます。これを軸に、先程集めたデータを合わせて微調整しながら精度を上げていきます。
まずは100件程のツイートを生成しました。この段階でもそこそこの文章が生成されているのが分かります。
しかし、昨今のご時世的に政治ツイートが多く反映していました。今回はいわゆる「ネタツイート」の方向性で生成したいのでぷらぐらさん曰く「もっとネタツイートだけに絞ればよかったかも」とのことでした。
その後、この工程を何回か繰り返して、最終的に400個ほどのバズりツイート候補を生成しました。
今回は、その中から3つを紹介します。
一つ目がコチラ。普通にありそうな内容で、自動生成だと知らなければ人が直接打ち込んだツイートだと思えるほどの出来栄えです。
ちなみに「既存のツイートのコピペになっているかも?」と思ったぷらぐらさん。検索したところ特に似たツイートはなかったようです。
二つ目がコチラ。なかなか濃そうで薄い内容が人間っぽさを醸し出しています。最後の「#YouTube」の謎さ加減も絶妙です。
最後がコチラ。突如現れた謎の巨大生命体「マジレスタートル」。さも「当然知っていますよね」と言わんばかりに解説しているのが、謎のリアリティを感じさせます。
では、実際にこちらの3件をTwitterに投稿してみました。はたして結果の方は……。
投稿して3日経過したのがコチラ。残念ながら今回生成したツイートはまったくバスらない結果となってしまいました。この結果に「人類には早すぎた」「知ってた」といったツッコミのコメントが寄せられていました。
今回の結果は哀しみを背負ってしまいましたが、十分にポテンシャルを感じさせる内容だったと思います。この分野が進めば、いつか超絶バズりツイートが爆誕する日がやってくるかもしれません?
視聴者のコメント
とりあえず草は生えそうな内容
人類には早すぎた
どれも意味不明で面白い
(´・ω・`)
マジレスタートルすき
▼動画はこちらから視聴できます▼
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