盗聴器の見分け方を徹底解説! 特別な道具なしで見分ける方法も登場し「助かる」「めっちゃ有用」の声
今回紹介したいのは、ラムダ技術部さんが投稿した『【特別なものは不要】盗聴器を見分けるのちょろすぎて草』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
電源タップ型の盗聴器を見分ける方法をお伝えします。 確実性の高い方法から特別な用具が必要ない方法までをご紹介します。 また、街中で盗聴器の電波をスキャンするしながら歩き、どのぐらい電波が出ているのかを検証しました。
この中で盗聴器はどれかわかりますか?
答えはこちら。
一見怪しいところが無いので、簡単には気づけそうにありません。
また、ラムダさんが街中で盗聴器の電波をスキャンしながら歩いていると、怪しい電波が次々と見つかりました。
気になり始めると全ての電源タップが盗聴器に見えてきますね。そこで気になる電源タップを見つけた際に、盗聴器かどうかを見分ける方法をいくつか解説するとラムダさん。
まずは最も確実な受信機を使う方法。
ラジオのような他の無線と混じることを避けるため、市販の盗聴器で使われている周波数は割と限定されています。そこでその辺りの周波数をスキャンして受信強度が強ければ、タップが盗聴器と判断できます。
次は分解して見分ける方法。確実性は高いのですが、いったん分解したタップを再び使う事はお勧めできないというデメリットがあります。
見分け方ですが、電源タップは電源を分配する以上の機能は必要ないので、中の構成はシンプルです。
しかし盗聴器となると明らかに余計なものが詰まっています。画像の丸くて細かい穴が空いているのがマイク。これがあった時点でほぼ盗聴器です。
マジックでAと書かれているのが発振器で、その横のコイル状のものはおそらくアンテナ、そして指さしている部分は可変抵抗器と、普通の電源タップにはいらないものが詰め込まれています。
さらに、こちらのタップはマイクの真上に穴が空いていました。
例外として雷サージ付きタップには少し部品が搭載されていますが、過電流を吸収するためのバリスタと保護回路があるだけで盗聴器とは異なることがわかりますね。
そして分解せずに見分ける方法としては、ライトで透かすという方法があります。ライトで照らすと、普通の電源タップは金属パーツしか見えません。
しかし盗聴器は部品や配線が確認できます。
さらに慣れてくると道具なしで見分けられるとラムダさん。盗聴器にはプリント基板が搭載されているため、フラックスや樹脂特有の匂いが濃く出るそうです。
そこでタップを目隠しをしてランダムに並べ……
見事盗聴器を嗅ぎ当てることができました!
盗聴器があったら、という不安を解消する様々な方法をご紹介しました。全ての盗聴器を確実に見分けられるわけではないとのことですが、興味を持たれた方は動画を参考にタップを調べてみて下さい。匂いで当てるのは訓練が必要そうですが、ライトで照らす方法は手軽でいいですね。
ただし分解した製品の再利用は危険なのでお止めください。また、事件性が高い場合は製品に触れず警察や弁護士など専門機関へご相談ください。
視聴者のコメント
・ちょろ草シリーズ助かる
・マジであるんかこういうの・・・
・中こんななっとるんか
・アイマスクをマスクでケチるなw
・なるほどその発想はなかった
・めっちゃ有用
・ホントこの人技術と動画にオチがあっておもろいわ
▼動画はこちらから視聴できます▼
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