『Skyrim』 全世界で10年以上愛される名作をたった1時間11分でクリア!! グリッチを使わず圧倒的な効率プレイで魅せる世界1位のRTAをご紹介

　2011年にベセスダ・ソフトワークスから発売され、広大なフィールドと圧倒的な自由度で全世界を魅了したRPG『The Elder Scrolls V: Skyrim（以下、Skyrim）』。

　既に発売から10年以上が経過している『Skyrim』だが、その人気は非常に高く、リマスター版も数百万本を売り上げを記録している。

　PCゲーマーの間ではユーザー制作のMODによる遊びの幅を広げる楽しみ方が広く浸透しており、遊び方を変えながら現在もプレイを続けるユーザーも少なくない。

　今回紹介するのはニコニコ動画にも多くの実況プレイ動画が投稿されてきた、人気のRPG『Skyrim』でRTAに挑戦した動画。

　リルさん投稿の『【WR】The Elder Scrolls V: Skyrim グリッチレスメインクエスト 1:11:15.16 Part1/?【RTA】【再走】』だ。

　この動画は『Skyrim』のメインクエストを、グリッチを使用せずに可能な限り早くクリアするというもの。

　今回はたった1時間11分で全世界を魅了した大作RPGをクリアしてしまったRTA。その解説動画を紹介する。

メインクエストを1時間11分でクリアした世界1位のRTA

　今回リルさんが挑戦したのは、前述の通り『Skyrim』のメインクエストをグリッチ（いわゆるバグ技）を使用せず、可能な限り早くクリアするRTA。

　海外記録サイトでは「Glitchless Main Quest」と呼ばれるカテゴリで、さまざまなRTAが存在する『Skyrim』でも人気の高いカテゴリだ。

　本RTAではグリッチ、いわゆるバグ技の使用が禁止ということで、動画では仕様内の動作のみを駆使した効率的なプレイを披露している。

　なお、リルさんが達成した1時間11分という記録は執筆時点で世界最速となるのだが、実はこのRTAの挑戦が披露されるのは2度目。

　リルさんは今年10月にも同様のカテゴリに挑戦した動画を投稿。その動画では世界2位となる1時間12分、世界で3番目にIGT【※】1時間10分切りという結果を残していたものの、グリッチの見落としがあったとのことで参考記録に落ち着いていた。

※IGT（In Game Time）
ゲーム内で計測されるプレイ時間のこと

　再走記録となる今回のRTAでは、300回ほどの挑戦を重ねタイムを短縮。前回の参考記録では見逃してしまっていたグリッチもしっかり対応し、世界に輝く大記録を達成している。

効率的に『Skyrim』の世界を駆け抜けるドヴァキン

　世界的に高い人気を誇る『Skyrim』をたった1時間11分でクリアした本RTAでは、コンシューマー版でも世界1位の記録も保持するリルさんによる、圧倒的な効率プレイを収録。

　本RTAはバグ技が禁止されているため、特別派手なプレイは披露されないものの、ショートカットや会話を切り上げるような小技など、やり込みを感じさせる細かなプレイが多数披露されている。

　ショートカットなどは最序盤から披露されており、参考記録となる前回記録ではダンジョン内で謎解きなどを無理やり突破するようなショートカットも行われていた。

　また、RTAらしい効率プレイという面では、会話中のキャラクターにぶつかり会話をキャンセルするような小技以外にも、さまざまなプレイを収録。

　Part1では会話の合間に衛兵に追い出されることで、長い会話を無理やりキャンセルする既プレイヤーを驚かせるプレイを披露したほか、ドラゴン登場の演出中に別の都市に向かうようなプレイも披露。

　その他にも動画では、後の目的地に先回りするようなプレイや演出をカットするようなプレイ、罠やスタミナの消費まで考慮したダンジョン攻略などを披露し、視聴者を驚かせていた。

　『Skyrim』をたった1時間11分でクリアした世界1位のRTAを解説する本シリーズは、執筆時点でPart1までが投稿済み。

　世界で愛され続ける名作を効率よく駆け抜ける本RTAを、惜しくも参考記録となってしまった前回記録と共に、ぜひチェックしてみてほしい。

文／富士脇 水面

【WR】The Elder Scrolls V: Skyrim グリッチレスメインクエスト 1:11:15.16 Part1/?【RTA】【再走】

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