『機動戦士ガンダム 水星の魔女』アドステラのモビルスーツ“GUND-ARM”がもはやチート級!? 前日譚に登場した「ガンダム・ルブリス」の性能を解説
今回紹介する、シュウ部屋chさん投稿の『【水星の魔女】ガンダム・ルブリス XGF-02 解説【ガンダム解説】 part1【ガンダム・エアリアル】【ゆっくり解説】』という動画では、『機動戦士ガンダム 水星の魔女 PROLOGUE』に登場するガンダム・ルブリスについて解説を行っていきます。
従来のMSとは別物!? その性能を解説
霊夢:
今回から機動戦士ガンダム水星の魔女に登場するモビルスーツの解説をしていきます。
魔理沙:
ついに新しいガンダムシリーズが始まるぜ。ちなみにモビルスーツ解説と言っているが、それは動画を作成している時点ではMSしか発表されていないからだ。
霊夢:
つまりMAも発表されたら解説をするってことよね?
魔理沙:
そうだ。MS・MAはもちろん、通常兵器なども立体化した場合、詳しく解説していく予定だ。さらにモビルスーツ解説とともに世界感や作中の設定や用語なども分かることは触れたり解説していく。
ただ注意点なのは放送前、放送中に投稿するので動画を作成した時点でわかっている内容解説する感じだな。ではそろそろXGF-02ガンダム・ルブリスの解説を始めるぜ。
霊夢:
今回解説するモビルスーツはXGF-02ガンダム・ルブリスになります。
魔理沙:
ルブリスは地球で設立されたオックス・アース・コーポレーションが開発した試作型モビルスーツになる。
霊夢:
宇宙世紀のガンダムとは別物なのよね?
魔理沙:
もちろんだ。水星の魔女はA.S.と呼ばれる時代で、あまたの企業が宇宙へ進出し巨大な経済圏を構築する時代だ。そしてこのルブリスはヴァナディース機関をオックス社が買収し、開発した機体だ。
霊夢:
ルブリスはどういった特徴があるの?
魔理沙:
この世界はGUNDと呼ばれる技術が発展している。GUNDとはA.S.で発展している義肢などの福祉工学に端とする革新的な身体拡張機能技術だ。要は義体やサイボーグ技術のことだな。
劇中では宇宙環境で生じる身体機能障害の補助を目的とした医療技術と説明されている。この技術の研究もとがヴァナディース機関ってわけだな。
そしてこのGUNDの技術をMS用に発展させたのがGUNDフォーマットになる。このGUNDフォーマットを搭載し、領域横断的な戦闘能力を獲得したMSは、GUND-ARMと総称された。やがて世界はそれをガンダムと呼ぶようになったわけだな。
霊夢:
なるほど。これがA.S.の世界でのガンダムってことね。
魔理沙:
そうだ。ただ、MS開発評議会から課せられた条件をクリアしようとしていたが、起動実験がうまくいかなかった。
霊夢:
ある意味、新機軸の兵器だしね。
魔理沙:
そうだな。ではルブリスについてもっと詳しく解説する。ルブリスはGUNDフォーマットを操縦系統に搭載しており、既存のモビルスーツを凌駕する性能を持つ。
霊夢:
本当の意味でモビルスーツよね。
魔理沙:
そうだな。ただ人体との最適化に不備を抱えており、接続すると機体側からのデータの流入によってパイロットが廃人化するリスクを抱えている。
霊夢:
そ、それって兵器としては致命的なのでは……、
魔理沙:
なので安全装置として4段階のPMETスコアが設定されており、通常戦闘時は2でオールレンジ武装であるビット使用時は3となっている。
霊夢:
なんだろ……。これ、MS開発評議会が出てきた理由も分かる気がする。
魔理沙:
まあ当たり前の話だがGUNDフォーマット自体18mサイズのMSとの直接リンクで制御するって代物なので、パイロットに甚大なダメージを与える。
その事実が報道された結果、生命倫理に関する議論が起こり、オックス社のみならずMS開発評議会が説明責任を問われる事態となった。
霊夢:
うーん、まだまだ研究段階の兵器ね。
魔理沙:
ただGUNDフォーマットを搭載したルブリスは、次世代群体遠隔操作兵器システムGUNDビット通称ガンビットを搭載しており、これにより従来のモビルスーツとは別次元の戦闘能力を発揮する。
ではルブリスの武装とガンビットを詳しく解説する。まず、ガンビットで構成されたのがこのコンポガンビットシールドだ。
このシールドは分離し、各ビットはビットステイヴと呼ばれており、それぞれに推力偏向ノズル方式を採用した姿勢制御用スラスターを内蔵。ビームキャノンも内蔵しており、7基のガンビットがそれぞれ独自に攻撃をする。
さらに携行火器としてレシーバーガンを装備。これは連射性の高いビーム射撃が行えるほかに、巨大なビーム刃を形成してビームブレイドとしても運用可能だ。
さらにビットステイヴを接続すれば、ガンビットライフルにバージョンアップする。この結果、高出力のビームの発射機構がアンロックされる。
霊夢:
すごいわね。従来の兵器を超えるほどの攻撃能力があるって話ね。
魔理沙:
それだけじゃない。ビットステイヴをバックパックに接続し、機動性能を向上させた形態がビットオンフォームだ。この形態はスピードの強化だけでなく、あらゆる姿勢においてMSの域を超えた加速と制動を示す。
霊夢:
なんだろ……。GUND-ARMはまさに従来のモビルスーツとは別物よね。
魔理沙:
まあ、まだまだ研究段階の兵器とも言えるけどな。他の兵装としてはビームサーベルをバックパックの上部にマウント、頭部にはバルカン砲らしきものがあるが記載がなかった。あと一応、ガンダム・ルブリス量産試作タイプもすでに数機存在していた。
霊夢:
こ、これって大量に量産されたら、他の企業のMSは過去の産物となるんじゃ……。
魔理沙:
まあ、いったさまざまな理由からヴァナディース機関で試験運用中のGUND-ARMを殲滅すべくMS開発評議会の特殊部隊ドミニコス隊が投入される。その中に対ガンダム用の有線式遠隔操作端末を搭載したMSもあった。
霊夢:
い、戦が始まる!?
魔理沙:
その機体の解説は次回詳しく解説予定だ。
霊夢:
今回の解説で設定が豊富ってわかったね。
魔理沙:
そうだな。宇宙に進出した人類やGUNDなどの技術、様々な陣営の思惑などガンダムらしい作品だと思う。
アニメ本編では、主人公のスレッタ・マーキュリーの搭乗機がルブリスからエアリアルになっています。エアリアルの解説も楽しみですね。ノーカットでご覧になりたい方はぜひ動画をご視聴ください。
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