ブタの「背骨の数」は個体によってバラバラ! 哺乳類の中でも特殊な“ブタの事情”について解説してみた
今回紹介したいのは、tyabotyaboさんが投稿した『ゆっくり動物雑学「ブタの背骨の数は…」』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
ゆっくりさんの動物雑学第113回。 毎週金曜日に動物雑学を投稿してきました。 このシリーズも、今後は不定期にだらだら進行しようと思います。ご了承ください。
ブタの背骨の数は、個体によって違う
投稿者のtyabotyaboさんの言葉でコメント欄に衝撃が走りました。
一般的に背骨と呼ばれる骨は解剖学的には「脊椎」と言います。この脊椎は頸椎、胸椎、腰椎と、それにつながる仙椎と尾骨で構成されているそうです。そして、普通は同じ種類の動物の頸椎、胸椎、腰椎を成す骨の数は同じだとか。
ブタの原種であるイノシシについても個体間の差はなく、頸椎7個、胸椎14個、腰椎5個と決まっています。
しかし現在飼育されている食用のブタは、品種あるいは個体により胸椎や腰椎の数は大きく異なっています。
胸椎や腰椎が1つでも多いとその分胴が長くなります。そしてブタ肉で最も収量が多くかつ高価な部位であるロースは、胴の長さによって産肉量が増加する部位です。つまり、胴が長いことが儲けに直結します。
イノシシと比較すると、ブタの胴が長いことがよくわかりますね。
また、ブタの胸椎数や腰椎数をコントロールする遺伝子座を日本の研究機関が世界で初めて解明したとのこと。これを利用した産肉性の高いブタを狙って産出する研究も行われているそうです。より多く、より効率的にと発展してきた人類の歴史を、ブタの背骨にも感じることができます。
解説をノーカットでお聞きになりたい方は、ぜひ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
・知らんかった
・うそだろ・・・
・えええって素で声が出たわ
・同じ品種でも違うんかい!
・はー、なるほどなぁ
・豚さんいつもありがとう
▼動画はこちらから視聴できます▼
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