細菌がそのまま薬になった「ミヤBM」と「ビオフェルミン」はどう違う? 整腸剤の種類と効果について薬剤師が解説してみた
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今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【解説】『細菌が薬になっちゃった整腸剤』 ミヤBM 【宮舞モカのお薬ラジオ #60】』といういわし@超ビビリさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
定期的に、1つのお薬を取り上げて詳しく解説する企画です。 いいねを押すとプチお薬解説を見ることができます。

薬剤師である投稿者のいわし@超ビビリさんが、「ミヤBM」という整腸剤について解説します。

腸の中で暮らす腸内細菌には、体にいいことをする菌も悪いことをする菌も何もしない菌もいます。例えば善玉菌は、消化吸収を助けたり感染症から守ってくれるのだそうです。一方で悪玉菌は尿毒素などの毒素やガスで健康を阻害するのだとか。

普段、悪玉菌は善玉菌の力によって抑えられています。

しかし何かでこのバランスが崩れると、人間の健康は損なわれます。それはお腹の調子を崩すだけではなく、腎臓病など様々な病気の悪化と関係しているという研究報告があるそうです。

ここでプレバイオティクスとプロバイオティクスについて解説。この2つは似て非なるものだといわし@超ビビリさん。

まずはプレバイオティクスは腸内細菌のエサになる成分で、具体的にはオリゴ糖や食物繊維などがそうです。
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