本日 9月6日は『松崎しげるの日』 「同じ黒だけどブラック企業は嫌だね」“歩くメラニン色素”松崎氏が2017年のブラックなニュースを斬る
タレントと所属事務所とのトラブルに苦言
ジョー横溝:
続いての話題をお願いします。
ビシバシ土橋:
タレントのローラさんが所属事務所と結んだ契約が奴隷契約だったのではないかという問題です。最近はタレントさんと所属事務所のトラブルが増えています。
松崎:
俺の場合は事務所とは円満な方だと思う。タレントと会社の金銭問題って今まで嫌っていうほど出てきている。もっとクリアにできないのかなと思う。
俺はこういう性格だから、「これだけやったからこれだけちょうだい」ってさっぱりしてる。ただ、ローラはえらいよね。いろいろなことを考えて、アメリカに行ったらエージェントと短期間で契約したり。こっちの事務所にも許されていると聞きますよ。
ビシバシ土橋:
公正取引委員会が「独占禁止法に触れるのではないか」というような動きも、時代的背景としてありますね。
ジョー横溝:
奴隷契約とかブラック企業という言葉に対して、社会が敏感になっています。ブラック企業ってどうなんですか。同じ黒ですけれど。
松崎:
同じ黒色だけど、そういうのは嫌だね。
豊田真由子議員をファンクシンガーにスカウト?
ジョー横溝:
続いての話題をお願いします。
ビシバシ土橋:
かなり話題になりましたが自民党の豊田真由子衆議院議員の秘書に対する暴言、暴行、とくに「このハゲ」というインパクトのあるものです。
松崎:
ちょっと言い方が違う。「このハゲー!」っていう、このくらいのトーンじゃないと、あの人の怒りが伝わらないよね。
松崎:
かすかに怯える秘書さんの声をを聞くと、「うわぁどうなってるんだろう、こんな人に日本を任せていいのかな」と思うよね。
ジョー横溝:
松崎さんの今の「このハゲー!」は迫力がありましたね(笑)。
松崎:
これはジェームス・ブラウン【※】のシャウトと同じだよね。
※ジェームズ・ブラウン
アメリカのソウルミュージックシンガー。ファンクの帝王と呼ばれ、シャウトを用いたヴォーカルと、斬新なファンク・サウンドが特徴。
ジョー横溝:
豊田議員はファンクということですか(笑)?
松崎:
そうですよ(笑)。
ジョー横溝:
あの人は議員をやめてファンクミュージシャンになればいいんですね(笑)。
松崎:
そう。最高ですよ。最初「このハゲー!」からはじまって、「ズンズンズンズン……今、運転中ですから」「そうじゃないだろー!」って、これだけで一つの時代を表現できますから。
ジョー横溝:
新しい発見になりました。絶対デビューさせた方がいいですよ。
松崎:
本気でそう思ってる(笑)?
ジョー横溝:
Twitter的にはすごく跳ねると思うんですけれどね。
松崎:
だってそれ以外で出てきようがないでしょう。振り切れちゃった方がいいよ。
ジョー横溝:
松崎さん、ジョークもブラックですね。
松崎:
ブラックミュージシャンだから。あれを聞いただけで気持ちがすさんだもん。逆に明るくいかないとやっていられないよ。
清原和博さんの逮捕に思いをはせる。「西武の最高のスターだった」
ジョー横溝:
続いての話題をお願いします。
ビシバシ土橋:
清原和博さんが覚せい剤所持で逮捕されました。東スポでは「余命半年」と書いたのですが、すでに半年以上たってますね。
ジョー横溝:
東スポさんの書いたことは外れてしまった。
ビシバシ土橋:
完全にフェイクニュースです(笑)。
松崎:
僕は大魔神・佐々木主浩の友達でもあるし、佐々木があれだけ清原をサポートしてるじゃない。それに清原のファンって、芸能界でも多い。
ちなみに僕は清原が過去所属していた西武ライオンズの球団歌『地平を駈ける獅子を見た』をプロの歌手として初めて歌っているんです。
松崎:
きょうはサービスしまくりだな(笑)。
ジョー横溝:
プロの歌手が歌う初めての球団歌だったんですね。
松崎:
そう。当時の西武の最高のスターが清原だった。球団発足のパーティが東京プリンスホテルであったんだけど、そこで僕は始球式をして、田淵幸一さんと野村克也さんに投げた。
ジョー横溝:
すごい! 球界の二大捕手ですよ。
松崎:
やっぱり人生長く生きているといろいろあるんだよ。