ラジコン船に「水中撮影できるカメラ」を搭載! フロートユニットでタグボートを強化してみた
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『ラジコン船に浮きを追加して水中撮影してみた』というルーフェさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
水中動画をとりたい(`・ω・´) 今回はタグボートラジコンで水中撮影をするためのユニットを作ってみました。 大きなフロートで巨大なギミックを支える計画でしたが、まさかあんなことになるなんて・・・ とはいえ、水中動画は面白いので今後も挑戦していきたいです(´ω`*)
カメラを艀(はしけ)に積んで、ラジコン船で引っ張ってみた投稿者のルーフェさん。艀からの映像は見ていて楽しいのですが、走らせてみることで操縦性や拡張性の点でいくつかの問題を発見。より充実した映像のため新たに工作をすることにしました。
まずは3Dモデルを設計し、3Dプリンターで部品を印刷。タグボートの左右に円筒状のフロートを付けて浮力を確保する計画です。
フロート本体には雨どいを使用。太陽光にも耐えられるのではという算段からです。
浮力に余裕ができたのでカメラを動かす装置も作成。
他に「電波音叉」と呼ばれるものを制作してカメラの防水ケースに貼り付けました。水で遮蔽されるWi-Fi電波を中継するためものです。
できたフロートユニットがこちら。
カメラとWi-Fiのユニットを広げ、タグボートに固定したら配線してカメラを取り付けます。
組み立てが完了し、ラジコン船タグボート用試作水上観測ユニット「Duck Eye」のできあがりです!
装備は画像のようになっています。
けっこうなサイズのため、浮かべるときはロープで吊って降ろします。
問題が無ければロープを外して出航です!
船に積んだカメラからの映像がこちら。この映像を手元のモバイル端末で見ながら操縦できます。
そして名前の由来になったギミックを起動。ものすごい勢いでカメラを水中に突っ込みました。
戻すのも一瞬。この動作が水中に首を突っ込むアヒルのようだったため「Duck Eye」と名付けたそうです。
船からの映像がこちら。気が付くと水中にいるというスピード感でした。
この状態でも普通に航行でき、岩場や遠くの小魚など次々と景色が変わっていきます。
視界の悪いエリアへきました。
向こうから大きな鯉が登場。
小魚と違い、鯉たちはこちらを気にすることなく悠々と泳いでいきます。
「うおー!」「かっっけええええ」「面白い映像だった」などの声が寄せられたルーフェさんによるラジコン船の改造。フロートユニットの詳細や水中映像に興味を持たれた方はどうぞ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
・鯉をこんな迫力のある見方できるとは
・異世界感が凄い
・釣り場の地形調査したい
・魚雷のようだ
・良いなぁこんな映像撮りたい
・コンパクトもいいけど、ごっついのもすき
▼動画はこちらから視聴できます▼
『ラジコン船に浮きを追加して水中撮影してみた』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43592034
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