疾走感あるVOCAROCK曲「ドッペルゲンガア」配信開始!星界の凛とした歌声・バンドサウンドに「かっけぇす!!!」「歌と声がピッタリすぎ」
これまでにも音街ウナ6周年楽曲コンテストや、V6 GUMI楽曲コンテストといった場で様々な賞を受賞している実力派ボカロP・しゃいと。
ボカロP活動歴は気づけば10年以上。これまで長年堅実に楽曲制作を継続し、着々と自身の楽曲のファンを増やしてきた。
そんな彼が2022年「無色透名祭」に際して制作した曲をリメイクし、よりその完成度を高めた形で投稿したのが「ドッペルゲンガア」である。
文/曽我美なつめ
ボカコレ2022秋参加作として公開された楽曲だったが、規定により残念ながら該当イベントのランキング判定からは除外された本作。
しかし曲への熱い支持はそこで途切れることなく、イベント開催後も長く大勢のリスナーに愛された結果、2024年3月に動画は10万再生を迎え殿堂入りを果たす。
彼の代表曲であるプロセカ収録曲「未完成讃歌」、「可不がカレーうどん食べるだけ」と併せ、晴れて自身3作目の殿堂入り楽曲となった。
楽曲最大の魅力は、やはり彼が得意とする4つ打ちのビートを主軸とした疾走感あるバンドサウンドだ。
無色透名祭版に比べPV付投稿版は、よりサウンドのひとつひとつがソリッドかつはっきりとした輪郭のある響きに。
星界の凛とした声を惹き立たせる、王道のVOCAROCKらしいかっこよさが印象的なミックスに仕上がっている。
そしてリメイク版の最たる特徴は、やはり楽曲そのものの2番以降の展開の変化感だろう。
流れを変える転調を挟みつつも比較的ストレートな進行で構成されていた無色透名祭版からサビとBメロの展開を新たに追加し、本投稿版はより最後の山場への盛り上がりを重視した構成へ。
2つのバージョンの細やかな音色の違いや展開の変化感を聴き比べてみるのも、こういった形でリリースされた楽曲の楽しみ方のひとつだろう。
楽曲からのインスピレーションがダイレクトに反映された、絵師・カトレアによるクールなPVにも注目。
これまで彼が数多の曲制作において積み重ねてきた技術と工夫が、多彩な角度から垣間見える秀作ともなっている。
■ 楽曲配信情報
■ infomation
「The VOCALOID Collection」 公式サイト
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