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食べてビックリな“新感覚フルーツ”を作ってみた! 味も見た目も普通なのに、果汁が炭酸でシュワシュワな秘密はドライアイス!?

 今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『ドッキリに最適! シュワシュワ炭酸フルーツで友達をビックリさせちゃおう!【ゆっくり】【サイエンスクッキング #9】』というしうさんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

まだ残暑が厳しいけど、実りの秋到来! ところで、フルーツをシュワシュワ炭酸風味にできちゃう裏技があるって知ってた? こっそり作って、魔理沙に食べさせてみました!


 「今日は炭酸を科学します」、と投稿者のしうさんが用意したのは何の変哲もないシャインマスカット。

 しかし食べてみると口の中がしゅわしゅわ~。味も見た目も普通ですが、果汁が炭酸ジュースのようになっていました。

 その秘密はドライアイス。水に入れると白い煙が立ちのぼって楽しいやつです。

 食べるとシュワシュワする果物を作る前に、ドライアイスを扱うときの注意事項をご紹介。素手で触らない。密閉した容器に入れない。部屋の換気を行う。以上の3点に注意をして実験を行います。

 用意した果物は画像の通り。果物によるシュワシュワ感の違いが楽しみです。

 準備開始。まずはAmazonで購入したドライアイスの塊を発泡スチロールの箱に詰めます。温度が一定に保てて下部から空気が漏れない箱ならいいので、クーラーボックスでもOKです。

 次に、発泡スチロールの板の上に果物を置きます。ドライアイスに直に触れると果物が凍り付いてしまうからです。あとは少し隙間をあけて蓋を閉めれば準備完了。この状態で放置します。

 ドライアイスは個体の二酸化炭素です。空気より重く、水に溶けやすい性質があります。そのため果物と一緒に箱に入れておくと、充満した二酸化炭素が果物の水分に溶け込み果汁が炭酸水になるというわけです。

 12時間後、箱から果物を取り出しました。見た目に大きな変化はありません。

 メロンから食べてみます。フォークがちゃんと刺さり凍っていないのですが、果肉がやや白っぽく見えます。

 食べてみると爆笑。味はメロンなのに舌がピリピリする不思議食感が面白いそうです。スイカとカットパインも同様にピリピリしていました。ただ、炭酸はあまり強くなかったとのこと。

 バナナは期待外れで残念でした。炭酸を感じません。「バナナは水分が少ないので、あまり二酸化炭素が溶けなかったのだろうか?」と推測するしうさん。同じ理由でリンゴもいまいちでした。

 期待できそうなのは水分多めの果物たち。キウイフルーツはすでに気泡が出ています。

 食べてみると凄まじい強炭酸! 舌が痛いくらいだそうです。

 次に食べた水分たっぷりの梨も超シュワシュワ。まるで梨サイダーのごとくしっかり炭酸が効いていました。桃もシュワシュワして楽しかったとのこと。

 食べ比べた結果、皮が薄くて水分の多いものがシュワシュワ感が進みやすそうだとしうさん。パイナップルとスイカの場合はカットされて小さかった分、少し凍っていたのが敗因でした。凍り付かないよう大きめのサイズがオススメだとか。

 しうさんによる解説の詳細や、果物1つ1つの結果などに興味を持たれた方はどうぞ動画をご視聴ください。動画冒頭のマスカットも同じ要領で作ったものだそうです。また、ドライアイスの扱いにはくれぐれもご注意をお願いいたします。

視聴者のコメント

・シャイマスをキメた顔
・え、それだけで!?
・炭酸水に漬けるのかと思ってた
・たまにケーキ屋さんのお持ち帰りでクレームになるやつだ…
・酒に入れたら美味そう
・面白かったー!
・キウイでやってみます

▼動画はこちらから視聴できます▼

ドッキリに最適! シュワシュワ炭酸フルーツで友達をビックリさせちゃおう!【ゆっくり】【サイエンスクッキング #9】

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