静岡県にある長さ150mの吊り橋「空の散歩道」を渡ってみた! 道路の遥か上に架かる橋を歩くと、金網で包み込まれているような感覚に
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『空の散歩道編。【バーチャルいいゲーマー佳作選】』というウスイさんの動画です。

静岡県浜松市浜名区を訪れた投稿者のウスイさん。静岡県立森林公園に行くそうです。



山へ登る途中には大きなお寺が。ここは岩水寺(がんすいじ)といい、高野山真言宗の別格本山の1つだそうです。

さらに進むと突如大きな吊り橋が見えてきました。道路の遥か上にあるこの吊り橋が今回の目的の場所です。グーグルマップで見つけたのだとか。


橋の真下の道路にはシェッドが設置されていました。



シェッドは落石や積雪や土石流対策に設置されるものですが、ここは吊り橋の落下物対策と思われます。


下から見上げた吊り橋は面白い構造。路面の木材が乗っている鉄骨が、マジックハンドのような変わった形をしています。




公園の駐車場に車を停め、遊歩道をテクテク歩くと吊り橋が見えてきました!

柱が丸い主塔と金網感の強い路面周辺が良い感じとのこと。


案内板によると吊り橋の名は「空の散歩道」。長さは150mで高低差は最大48mの歩行者専用吊り橋だそう。150人が同時に渡れるとのことで結構丈夫ですね。


金網の屋根に守られた吊り橋を歩きはじめるとガッチリした印象。あまり揺れないのは下から見えたマジックハンドのような構造のおかげでしょうか。

路面は木材がベースですが、所々挿げ替えているらしい箇所があります。

“包まれている”通行感覚に特別感があっていいそうです。

それでも48mの高低差は、見下ろすとブルッとくるものがあったとか。

真ん中辺りへ来ました。上のメインケーブルがかなり下がってきたとウスイさん。


先ほどの案内図によるとメインケーブルの他、路面の下部にも支えのケーブル「耐風策」がある構成なのですが、なぜかもう1組接続されています。

謎のケーブルは耐風策とクロスして橋と接続。これのおかげで揺れが少ないのでしょうか。手厚い吊橋です。


橋の構造に思いを馳せながら無事に渡り切りました。


東側のたもとです。西側と同じ立派な木彫りの橋梁名のほかに、近くには案内図もありました。


橋を見渡すには東側のほうが良いですね。

吊り橋の個性をしっかり感じられたウスイさんは、「それぞれあり方が違って気持ちがいいですね」。吊り橋は構造的に自由度が高いのかもしれないとのことでした。
包み込まれるような感覚があるという珍しい吊り橋。詳細を見たいという方はどうぞ動画をご覧ください。吊り橋だけでなく、シェッドを含めた道の解説も興味深いです。
視聴者のコメント
・凄い景観…
・下から見上げただけで足が振動を始めたよ
・150人乗ってもダイジョーブ!!!
・厳重ですね
・ヒャアッ…
・金網あると安心感が増す(高所恐怖症並感)
▼動画はこちらから視聴できます▼
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