「ドラクエ」ナンバリング作品11作品をぶっ通しでプレイする超長時間RTA!? 約70時間を超える長すぎる戦いに視聴者も困惑

　1986年の第一作発売以来、日本のRPG作品を象徴する存在として、多くのファンに親しまれている「ドラゴンクエスト」シリーズ。

　王道の世界観とストーリーに加え、親しみやすいキャラクターや音楽など、時代に合わせた進化を続けながらも変わらない魅力でファンを魅了し続ける同シリーズは、世界累計出荷・ダウンロード販売本数9,400万本以上を記録。

　ナンバリング作品だけでなく派生作品や、メディアミックスも活発に展開されており、40周年の足音が近づく現在でも変わらない存在感を放ち続けている。

　今回紹介するのは日本を代表するゲームシリーズ「ドラゴンクエスト」で特殊すぎるRTAに挑戦した動画。Eruさんがニコニコ動画に投稿した『DQ全ナンバリングタイトルRTA 69:47:39 part1（DQ1編part1）』だ。

　この動画は「ドラゴンクエスト」ナンバリング作品11作を一度にプレイするRTAに挑戦し、記録の解説を行うというもの。

　今回は日本を代表するRPGシリーズを約3日で駆け抜けたという超長時間RTAをご紹介する。

視聴者を困惑させた「ドラクエ」全ナンバリングRTA

　39年の歴史を持つ人気RPGシリーズ「ドラゴンクエスト」で変わったRTAに挑戦した本動画。

　「ドラゴンクエスト」シリーズと言えば1986年から続く国産RPGの代表格で、ニコニコ動画をはじめとする動画投稿サイトでも実況プレイ動画の定番として高い人気を誇るゲームシリーズ。

　動画投稿サイトでは通常の実況プレイだけでなく、縛りプレイやRTAなども投稿されており、長く愛されるシリーズだけにさまざまな遊び方、楽しみ方が試されてきたのだが……。

　今回Eruさんが投稿したのは初代『ドラゴンクエスト』から『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』まで、「ドラゴンクエスト」シリーズナンバリング11作品を一気にプレイするあまりにも特殊なRTA。

　RTAと言えば通常、1つの作品のゲーム開始からクリアまでのタイムを計測するものをイメージするが、今回のRTAでは初代『ドラゴンクエスト』のプレイ開始から、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』のクリアまでが計測される。

　バグを用いたテクニックや乱数調整の類は一部を除いて禁止されており、今回のプレイでは一般的にGlitchless 、バグなしRTAに相当するレギュレーションで進行するという。

　「ドラゴンクエスト」シリーズナンバリング11作品を一気にプレイするということで、当然ながら超長時間のプレイになることが予想されるが、今回のレギュレーションでは超長時間RTAで見られる休憩ルール【※】はなし。

　そのため本RTAは、寝れば寝るだけ、休めば休むだけタイムが増えていくレギュレーションで69時間というタイムを記録したハードモードな記録となっている。

「ドラクエ」RTA世界記録経験者が挑むシリーズRTA

　「ドラゴンクエスト」ナンバリング作品を11作品を約70時間で駆け抜けるという、なかなか見られない超長時間RTAに挑んだ本RTA。動画ではどのようなプレイが披露されていたのだろうか？

　Part1ではこのとてつもなく長い大冒険の始まりとしてスーパーファミコン版『ドラゴンクエスト』をプレイ。

　RTAと言えばとにかく急いだプレイとなるのが一般的だが、本RTAは超長時間のRTAということで、しっかりとしたレベル上げも行う安定重視の攻略が披露されている。

　また、Part1収録の初代『ドラゴンクエスト』序盤のプレイでは、解説が必要な要素が少ないこともあり、テクニックの解説だけでなく、登場キャラクターの紹介なども交えつつ攻略が進められていた。

　今回、超長時間のRTAに挑んむEruさんは『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』のRTAにおいて世界記録保持経験を持つガチ勢。

　Part1では初代『ドラゴンクエスト』はあまり練習できていないという発言もみられたが、今後の作品、そして経験豊富な2作でどのようなプレイが披露されるのか注目だ。

　39年の歴史を持つ「ドラゴンクエスト」のナンバリングシリーズ11作品を一気にプレイしたという本RTA。

　約70時間という超長時間のプレイを記録した本RTAが、今後どのような展開を見せるのか、ぜひ動画をチェックしてみてほしい。

文／富士脇 水面

DQ全ナンバリングタイトルRTA 69:47:39 part1（DQ1編part1）

https://www.nicovideo.jp/watch/sm44996888

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