「2020年、東京ビッグサイトをコミケ関連で使えるように調整中」小池都知事が会見で言及【コミケ問題部分全文】
9月29日にニコニコでは 『小池百合子 東京都知事/希望の党代表 定例記者会見』の模様を生中継しました。
小池百合子都知事は会見で、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に“東京ビッグサイトでコミックマーケット開催できるかどうか”という問題について「なんとか西と南の展示棟を調整をいたしまして、平成32年5月1日から5日までコミケ関連で使えるようにさせていただくということでいま関係者とも調整をしているところでございます」と言及しました。会見中、同問題に関して発言した部分全てを、書き起こしでお届けします。
ビッグサイトをコミケ関連で使えるように調整中
小池百合子都知事(以下、小池):
これはまだing形ですけれども、大変関係者から関心が高いところで、東京ビッグサイト2020年には、「IBC」と言いまして、メディアのセンターになる。その間、東京ビッグサイトの会場がかなりの部分をそちらにおさえられてしまいますので、その間に展示会などができないといったようなことで、なんとかならないかといろいろとご要望をいただいてまいりました。
小池:
特にコミケと言われるコミック関係のイベントでありますけども、いつも大変なにぎわいとなっております。この2020年(平成32年)ですけれども、この年は(コミケを)開けないんじゃないかというような話もございましたが、なんとか西と南の展示棟を調整をいたしまして、平成32年5月1日から5日までコミケ関連で使えるようにさせていただくということで、いま関係者とも調整をしているところでございます。こうやって大変なファンのいるイベントでございます。なんとかこうやってビッグサイトの活用をオリンピックだけでなくて、いつもの方々にお使いいただけるような工夫をしておりますというご報告であります。
小池:
ちなみに他の仮設展示場もこの間作るわけでございますけれども、7月1日から14日までの14日間、それから9月10日から30日までの21日間、合わせまして35日間、貸し出すということが可能になってまいるということで、様々工夫をしながらオリンピック・パラリンピックとともに普通の展示会等のイベントも提供させていただくということでございます。