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モス公式の3Dモデルで「光るハンバーガー」を作ってみた! ライン入力された音に合わせて緑・黄・赤にピカピカ光る機能付き

 今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『高速フーリエハンバーガー』というgangi-manさんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

モスバーガーが配布している3Dプリンター用のデータを使って「オーディオビジュアライズハンバーガー」を作りました。


 モスバーガーが公式に配布している3Dプリンター用モデルを使って、技術系動画投稿者のgangi-manさんが「オーディオビジュアライズハンバーガー」を制作しました。

 配布されている3Dモデルは、期間限定商品の「新とびきりトマト&レタス ~和風ジンジャーソース~」のもの。このバーガーをリアルに再現したアロマディフューザーが10名様に当たるキャンペーンが実施されていたため、そのデータだと思われます。

 さっそくデータを開いてみると、バンズ、パティ、トマト、レタスに分割されていました。バンズを印刷してみたところ、直径19センチとかなりの大きさです。すべてを印刷すると、フィラメント代が大変なことになりそうなため、モデルのサイズを調整して改造を行います。

 制作しようとしている「オーディオビジュアライズハンバーガー」は、ライン入力された音声の周波数成分を表示するハンバーガー型のデバイスです。内部にLEDを入れるための溝を作ります。

 およそ18時間かけて3Dプリンターで出力しました。サポート材をはがしたら、内側の溝にLEDストリップを入れていきます。

 回路部分には、Raspberry Pi Picoを使用しました。音の周波数成分をそれぞれ表示させるため、高速フーリエ変換で計算を行います。完成したソフトウェアとハードウェアをバーガーに組み込めば完成です。

 実際に動作させてみます。入力された音声に合わせて、バーガーが光り始めました。音楽を入力してみると、なんとも楽しい光景に。リズムに合わせて緑、黄、赤に光ります。

 動画の末尾には、おまけとして“ゲーミング発光機能”の紹介も。レインボーに輝くモスバーガーもなかなかオシャレです。

 かなり高機能なこの装置。動画では回路構成やソフトウェアの制作方法など、詳しく解説されています。興味を持った方は、ぜひ視聴してみてください。

文/高橋ホイコ


▼動画はこちらから視聴できます▼

『高速フーリエハンバーガー』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm45055550

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