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家庭菜園用の「自動水やり機」をDIYしてみた! 測定データがグラフ化されてスマホに届くなど便利機能がいっぱい

 今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『自動水やり機をラズパイで作ってみた。2025年』という作業者いっぺいさんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

自動水やり機を改造しました。


 ミニトマトを自宅で育てるための「自動水やり機」をDIYした動画が公開されています。稼働させるのは3年目。今年行った改良ポイントを中心に紹介しています。

 植木鉢の乾燥を検知して自動で水やりをしてくれるこの装置。計測したデータや、自動撮影した写真をスマートフォンに通知してくれる機能もあります。主にRaspberry PiとArduinoで制作されています。

 今年の改良点は4つあります。ポンプの改良、水位センサーの改良、通知システムの変更、そしてグラフ表示機能の追加です。

 まずはポンプの改良です。従来使っていた灯油ポンプが故障したため、代わりにUSB電源で作動するポンプを採用しました。小型ながら意外とパワフルで、しっかり水を汲み上げてくれます。

 5Vで稼働するためモータードライバは従来品をそのまま流用。ポンプ出力配管のサイズが変更となったため、そこだけ新たに作り直しました。

 続いて、水タンクに使っていた水位センサーの改良です。従来は、2本の金属ボルト間の電気抵抗を測定する方式で検知を行っていました。しかし、水中に設置しているとボルトが錆びてしまい、長期運用には適していませんでした。

 いろいろな案を検討した結果、その名もズバリの“水位センサー”を導入することに。浮きを使って液体のレベルを計測できるもので、3個セットで1000円程度で購入できました。

 タンクに固定する部品は3Dプリンターで製作。取付用の穴にセンサーを差し込み、付属ナットで締めることでしっかり取り付けられます。配線を通す穴も設けており、すっきりとまとめられます。

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