ビートたけしによるリアル「アウトレイジ」事件の決着がついに明らかに!
昨年、「TVタックル」内にて、ビートたけし氏が吉田豪氏を恫喝する”リアル「アウトレイジ」事件”が勃発。人違いとわかり直々の謝罪文が送られる騒動があった。
その縁でなんと、12月17日に日本文芸社から発売された「吉田豪『続 聞き出す力』」の帯文をビートたけし氏が担当する事に。
12月10日放送の『久田将義×吉田豪のタブーなワイドショー』にて、吉田豪氏が選ぶ「2016年のニュース」にこの事件を取り上げ、久田将義氏と吉田豪氏が事件の詳細と経緯を語った。
なぜかまっすぐ僕のところに来て、至近距離で……
吉田:
去年の12月とかに『TVタックル』の地下アイドル特集があって、スタジオに参加することになって。
で、スタジオにたけしさんがやってきたなと思ったら、なぜかまっすぐ僕のところに来て、至近距離で、「おまえか、吉田ってのは、おい! ノコノコとこの番組に出てきたな、おい! 俺のこと顔曲がってるとか言っていたんだろ、おい! 言ってみろよ。おい!」っていう出来事があり、「絶対に僕そんなこと言ってないですよ」って言っても、「証拠が出てきたらどうするんだよ、おい!」って言ったまま、「本番入りまーす」っていう地獄があったというね。『リアルアウトレイジ事件』があったわけですけど。
久田:
やっぱりアウトレイジっぽかった?
吉田:
アウトレイジどころじゃないですよね(笑)。
プロデューサーの人に「ちょっと外へ」と言われて連れ出されて、「僕がいることで撮影に支障をきたすんだったら帰りますよ」って言ったら、「いなくなる方がおかしいから残っていて欲しい」って言われて、知り合いもすごく多くて現場にいる人も知っている人が多かったんで、その人とかもかばってくれて、「吉田さんがそういうこと言う人じゃないっていうのは、僕らもみんなわかっているんで、たけしさんにあとでちゃんと説明します。あとで説明するので、豪さんこのまま出てください」って、地獄のミッションを言い渡されて、なんの説明もされてないたけしさんの前で僕がそのまま地下アイドルについて説明しなきゃならないっていう。
久田:
で、たけしさん何も言わないんだ(笑)。
吉田:
考えたのは、『たけしさんが何か言ったときは笑うけど、ひたすら僕は素の表情でいる』っていう。ニヤニヤしていたら怒るだろうし、笑わなかったらそれで怒るだろうから、「わかりましたバランスを取ります」といって、ひたすら。っていう自分の中のミッションをやっていたら、途中でたけしさんに「あのさ、吉田さんさっきはごめんね」って突然言われて。
久田:
収録の途中で。
吉田:
そう。「さっき吉田さんが俺の悪口言ったろうとか言って、絡んじゃったんだけどさ、俺の勘違いだったわ」っていうのがあってっていうことですね。
それでようやくそれが回収されたってことですよ。
久田:
帯が、たけしさんの本のようになっているよね(笑)。
吉田:
そうなんですよ。一冊目は僕がこういうふうになっているのが、二冊目は完全にたけしさんになっているから、僕の本じゃないですよ。二冊並べたらわかるけどね。一冊だけ置いていたら全然わからないですよ。
久田:
これはたけしさんの本と僕は思ったけどね(笑)。