ウルトラマンファンは面倒くさい?――ウルトラ怪獣が美少女化するアニメ『怪獣娘』監督がその理由を語る
特撮番組『ウルトラマン』シリーズの個性豊かな怪獣を擬人化したショートアニメ『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~』
2期の放送を記念して監督の芦名みのるさん、ザンドリアス役の湯浅かえでさん、ノイズラー役の清都ありささんがニコニコ生放送に登場し、タイトなスケジュールの中での裏話などを明かしました。
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タイトなスケジュールで制作された5分アニメ
湯浅:
ウルトラマンのシリーズは多いから大変じゃないですか。
芦名:
常にこういうことをさせられている負荷もきついし、物語上も結構きつい。はっきりいって、ウルトラはファンの人のほうがわかると思うけれど、めちゃくちゃ奥が深くて大変なんです。
湯浅:
実は通行人とかもやらせていただいていました。
芦名:
あの頃は湯浅さんは大人しかったよね。
湯浅:
初対面でしたから(笑)。ものすごく怒涛でしたよね。あれを録って、これも録って歌も録るぞみたいな感じでしたね。
「5分に収まるわけない!」DVDに入れる隙があったら…
湯浅:
キャラクターの裏話でもしますか(笑)。ゼットンのシーンがありましたが。
芦名:
3話ですね。アギラが感動的に「僕がやらなきゃ」というシーン。あれは僕の中でウルトラマンのテーマとしてすごく大事で、自分が頑張らなきゃという気持ちと、みんなで支えなきゃという気持ちなんです。
芦名:
そのシーンで5分の尺という物語を作るのですが、もともとシナリオは15分~30分くらいのものを書くんです。そこから、ここを削って……みたいな。
本当はもともとのシナリオではゼットンがそのまま駐車場に停めて、下の駐車場の自動の台が動くみたいなシナリオを書いていたのですが、まったく尺が足りなかった。
そもそもウインダムが変身した理由がすっ飛ばされていたじゃないですか。普通、アニメって3話までにしっかりした形を見せないと切られてしまう。3話でアギラが変身するには、ウインダムは削ってもしょうがないかなと(笑)。
だから本当は2話から3話に繋がる2.5話があるんです。
湯浅:
スピンオフがあれば見てみたいです。
芦名:
円盤に入れる隙があったら前に進めという感じです(笑)。