「俺が倒れた時のために曲を全部覚えてくれた」アニソンの帝王・水木一郎が明かす、24時間1000曲ライブ成功の裏にあった影山ヒロノブとの感動男気エピソード
Amazonから表彰、教科書に掲載……まだまだアニキの勢いは止まらない
吉田:
そして現在。
中村:
まだ走り続けていらっしゃいます。
吉田:
Amazonから表彰されたんですか!?
水木:
そうです。これも嬉しかったよね。海外での売上が多かったって。支持を受けたということで賞をいただきました。
吉田:
この辺から全部がすごいので、どれをチョイスするのかっていうのが趣味になってきているんですが、Twitterをはじめるって(笑)。
水木:
中毒でね。TwitterとInstagramをやっていて。朝6時から8時の間に必ずアップします。毎日出さないと気が済まなくなってしまって。はじめてから全然1日も休んだことがないんです。海外に行っていてもやったり。
中村:
確かにTwitterとかは日本だけではなく海外に向けても同じ速度で情報が届けられます。
吉田:
これすごいですよ、小学校3年生の道徳に半生が。うちの娘、習っている可能性があるな。
水木:
今年の新しい教材にも使われています。これは水木一郎という1960年~80年にかけてアニソンというものが全然日本の中で知られていなかった時代。それをここまでやったということ。だから、小学校3年生の子も自分が将来何になるのか、夢もないかもしれない。でも水木一郎は無個性なのに、ここまでやったんだよって。
中村:
レールがないところに自分で……。
水木:
アニソンのおかげ、ヒーローのおかげでね。
吉田:
これが実物です。
吉田:
写真がカッコいい!
中村:
どんな可能性もあるということですね。
水木:
誰にでもできるという。写真がいろいろ載っています。
赤いマフラーもみんなに知ってもらおうと思って。普通赤いマフラーしていると、バカじゃないかアイツって思うんですよ。
中村:
でも今は思わないっていう歴史を作ってこられたということですよね。
水木:
そう、これをつけていると、今はみんな「変だな」って言わなくなった(笑)。これも「Z」を含めて、アニソンを世の中に知らせるためのものですね。
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