“マジックミラー号”はいかにして生まれたのか?――赤字のなか起死回生をかけて臨んだ池袋で出演希望者の列を作るまでの物語を産みの親が語る
こだわり1:リアリティとストーリー性
土屋:
続いては「マジックミラー号のこだわり」。それが「リアリティとストーリー性」。やっぱここが大事ですよね。
久保:
これは僕もテレビ朝日にいたんで、ドキュメンタリーということで、NHKやそういうところでも女の子のドキュメンタリー撮ったとしても、さすがにセックスのとこまで撮れないじゃないですか。これはストリートを歩いてる女の子のそういった生態を撮れるっていう。
星田:
そういう意識でドキュメンタリー……。
久保:
これ、毎年撮ってるので、全部合わせると日本の女の子の変遷がわかる貴重な資料なんですね。90年からずっと撮ってるから。
土屋:
不思議なもので、僕、早送りしながら見るんです。だから全然、本番のところだけでいいですよ。でもその早送りするのと、ストーリーがあるとないで全然興奮度合いが違うんです。
西川:
俺、あんまりストーリー見ない。
一同:
(笑)
土屋:
僕はでも、やっぱストーリーがないと同じ本番でも全然興奮度が違うんです。酔っ払っててほしいし、ちょっとためらっててほしいしみたいなところがあるわけですね。
手島:
嫌がってほしいんですね。
ミクロマンサンライズ!!!:
どういう人かっていうのを先に知りたいですよね、まず。
土屋:
そうなんです。その人が脱ぐんだ、みたいなことありますね。
手島:
性癖だ。
こだわり2:視界に入った女性全員がターゲット!
土屋:
そんなリアリティとストーリー性というこだわりがあって、そして女性にどういう人に声をかけるのか。そんなこだわりはこちらです。
視界に入った女性全員がターゲット。
西川:
すごい。何て力強い言葉。
一同:
(笑)
久保:
これは、いけそうな人とか、露出が多いからいけとかそういうんじゃなくて、もう目に入ったのを全部いかないとだめです。
手島:
年齢とかも関係なくですか?
久保:
年齢はあるけど、要はモデルになれそうな年齢の子だったらもう全部いくっていう。
土屋:
それは迷ってる場合じゃなく、とりあえず、いかなきゃいけないと。
久保:
だから、この子はいけそうだなっていってもだめだったりとかあるから、もう。
星田:
でも、ぶちギレられるみたいなもんもあるでしょ。
久保:
あります、何度もあります。
星田:
それこそ彼氏があとから出てきて、お前、誰に声かけてんねんみたいな。
西川:
我々もやっぱり男なんで、あんまり人に、街中歩いたりとかしてて声かけられるみたいなことってないんですけど、女性の人とかだとあるんでしょう。だから、例えばそれは、「モデルになりませんか」とか、「デビューしませんか」とかから、例えば、「夜のお店で働きませんか」とか……。
こだわり3:脱がなくても“エロい部分”を撮る
土屋:
そしてこだわり三つ目、女性が見事マジックミラー号に乗ってからのこだわりでございます。それがこちら。
脱がなくても何かしらはエロい部分を撮るという。
西川:
どういうこと?
久保:
これは「何でもいい」んです。例えば、胸チラでもいいし。とにかく何でもいいから、撮るっていう。
星田:
ずっと回してるってことですか。盗撮じゃないけど、何かしらがチラッと見えたらいいって。
久保:
そう、そういうのを。
星田:
パンチラでもいいし。
土屋:
だから、ありとあらゆる手を使って何とかして少しでもエロい部分を。基本的には、大体撮れると。
久保:
はい、絶対撮れます。
▼記事化箇所は09:45から始まります▼
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