「日本は毎週違う味のチョコが発売されるから最高!」日本で10年以上暮らす米人ギタリストが選んだ“日本の好きな食べ物”が予想外&ほっこり
マーティ・フリードマンさんが、MCのやまだひさしさん、アシスタントの田村侑久さんと日本に住むようになったきっかけや、ハマっている日本の文化、日本人に言いたい事などを語りました。
日本は素晴らしい音楽がある。住むしかない!
やまだ:
マーティさんは最近、日本遺産大使に就任したんですよね。
マーティ:
本当に光栄な事ですよね。日本に住んで12、3年くらいですけど、日本の日常生活を海外の人達に伝えると良いと思います。実は僕、神社とお寺の違いが分からないし、僕より日本に詳しい外国人は沢山いますけれど、僕なりの「日本のここが素晴らしい」と思った事を全世界に伝えるつもりです。
田村:
(マーティさんは)僕たち日本人より、日本人らしいですよ(笑)。僕だって神社とお寺の違いは、ずっと日本に住んでいるのに分からない(笑)。
やまだ:
でもマーティさんは、どうして日本文化のファンになったんですか?
マーティ:
音楽ですね。僕は洋楽アーティストとして来日ツアーとかライブをやっているうちに、邦楽に凄く惚れちゃって「こんな素晴らしい音楽がある国に、住むしかない!」と思ったんですよね。つんく♂さんや、小室(哲哉)さん辺りがきっかけで、日本の音楽シーンは、より日本らしくなりましたね。今日の超会議に出ている人達も、超日本っぽいじゃん!
英語より日本語が先に出てくるようになっちゃった
やまだ:
逆にここまで長く住んでいると、「日本人化してきたかな」って事はありますか?
マーティ:
海外の取材を受けていて、(質問の答えが)日本語の方が先に出てくるんですよ(笑)。英語で言うと何だっけ? って。
やまだ:
そこまでになっちゃったの(笑)?
マーティ:
そうそう(笑)。会話の中の相槌は、日本では普通のリアクションなんだけど、向こうでは相槌はやらなくて、無言で聞くんですよ。電話している時も「うん、うん」って体が動いちゃってるから、「マーティ、何やってるの?」って言われるんですよ。
やまだ:
日本の食べ物はどう?
マーティ:
最高(笑)。一番良いのはコンビニのチョコですね。
やまだ:
海外にもチョコはあるじゃないですか?
マーティ:
ないよ! だって、海外のコンビニって僕が子供の頃と(商品が)変わらないんですよ。スニッカーズとかキットカットとか……。日本は毎週変わるじゃん。だから飽きない。