【潜水艦コレクション】旧日本海軍の潜水艦51隻プロフィールと戦歴をまとめてみた
本ページでは、巡潜1型・巡潜3型・甲型改2の各艦について解説します。
巡潜1型
巡潜とは「巡洋潜水艦」の略で、遠洋に行動し、敵国沿岸及び敵艦船に対し、作戦・行動することを目的とした艦種で、長期間行動できる航続力、居住を重視された。巡潜1型の原型はドイツで建造されたUボート「U-142」である。その設計図を買収してさらに技術者10名を招聘し、川崎造船所で建造された。
伊号第1潜水艦
伊号第2潜水艦
伊号第3潜水艦
伊号第5潜水艦
巡潜3型
これまで日本潜水艦はドイツのゲルマニア型の影響を受けていたのに対して、日本海軍独自の設計による最初の巡潜型である点が大きな特徴。連装砲を装備した潜水艦というのはあまり例がなく、日本海軍潜水艦では唯一、この型だけである。
伊号第8潜水艦
甲型改2
飛行機格納筒、司令塔の配置など艦橋部分の形状は潜特型に準じ、さらに、水上攻撃機を発進させる射出機やクレーンは潜特型と同じものを装備した。しかし、予定通り建造竣工できたのは2隻のみ。伊15潜は工程90%で終戦となり、海没処分された。
伊号第13潜水艦
伊号第14潜水艦
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8月22日から4日間にわたって五島列島沖に沈む潜水艦から「伊58」「呂50」の特定を目指す調査を実施。ニコニコ生放送でその様子をリアルタイムで配信予定です。「伊58」が70年の眠りから覚める瞬間をぜひ皆で見守りましょう!