ハロウィンの夜に落ちていた生首が本物だった! スコットランドで起きたショッキングな事件を紹介
今回ご紹介するのはゆっくりするところさんがニコニコ動画に投稿した『【2024年】『すげぇリアルな生首のおもちゃだな』→本物の人間だった ハロウィン後の週末に発見された人の頭部 何故そんな所に?【ゆっくり解説】』です。
日本でもすっかり定着したハロウィン。日本ではアニメやゲームキャラクターのコスプレをされている方が話題になることがありますよね。
海外では13日の金曜日のジェイソンのような本格的に怖がらせるキャラクターを模した仮装をする方がいたり、それに付随するオリジナルの小物を用意したりしている方がいます。
今回はそんなハロウィンシーズンにあった身の毛もよだつショッキングな事件の紹介です。
■ハロウィンの起源について
魔理沙:
英国の北部に位置しグレートブリテン島の3分の1を占めるスコットランドのエディンバラの町中ではこの日、ハロウィンのイベントが行われていた
霊夢:
ハロウィンってスコットランドとかでもやるものなのね。
魔理沙:
ハロウィンあるいはハロウィーンというのは、主に毎年10月31日に行われるお祭りだ。起源は2000年以上昔の古代ケルト人まで遡る。
霊夢:
ケルトってたまに聞くけど、どの辺の国の話なの?
魔理沙:
古代ケルト人というのは、簡単に言えばアイルランドやスコットランドを始めヨーロッパの多くの地域に暮らしていた人々のことだ。
古代ケルト人の主教である『ドルイド教』ではこの日に『サウィン祭』というお祭りを行っており、また10月31日は、ケルトにおいて1年の終わりでもあった。
そこで農作物などの収穫物を集め、夏の終わりと冬の到来そして翌日の新年を祝うイベントとして親しまれていた。その後古代ケルト文化はキリスト教文化に吸収されるがその名残りや風習は残り続け現在に伝わるハロウィンとなった。
霊夢:
へぇ~! ハロウィンって元々はそういうお祭りだったんだ。
魔理沙:
ちなみに古代ケルトでは日本のお盆と同様に、10月31日に死後の世界と現世との扉が開き家族に会いに戻ってくる日と考えられていたんだが、その際に悪霊や悪さをする精霊も一緒に現世に来てしまい、子供をさらったりすると考えられており、それらを追い払ったり仲間だと思わせて災いから身を守るために幽霊などの仮装をするようになったと言われている。
霊夢:
なるほどねぇ。こういうお祭りの仮装にもちゃんと意味があったのね。
■ハロウィンイベントで生首が転がっていた!
魔理沙:
今回の事例はこのハロウィンイベントが行われた10月31日の夜にとんでもないものが発見されたというものなんだ。
町では明るいうちから子供達を始め多くの人々がモンスターや幽霊、アニメキャラクターなどの仮装を行い夜遅くまでパレードのように行進する予定だった。
住宅の玄関にはかぼちゃで作ったジャックオーランタンやハロウィン用の装飾で彩られ、本格的な夜のイベントが開催される直前、ある若者グループが通りを歩いていた時、そのうちの1人の男性がアスファルトの上に転がっていた人間の頭部を模したマスクのようなおもちゃを発見した。
魔理沙:
男性はそれを発見するとしゃがみ込み、髪の毛の部分をつかんで持ち上げた。
まるで撮影用の特殊メイクのように精巧に作られたこの頭部には首の部分に血糊がついており、持ち上げた男性は仲間たちと「よくできたおもちゃだ」と話していた。
しかし、このマスクはおもちゃにしては異様なほど重い。
それに何かの映画のキャラクターなどを模したわけではなく老人男性のものになっていた。
数秒ほどこのマスクを持ち上げていたが、彼の顔色はすぐに一変し慌ててその道具を道路に戻した。彼らはあまりのリアルさに気持ち悪くなったのかその場を後にした。
だが、このおもちゃはその後別の男性に発見され、なんとこれはおもちゃではなく本物の人間の頭部であったことがわかった。
霊夢:
イヤアアアアア!!!
魔理沙:
ただちに警察に通報され現場一帯は封鎖。問題の頭部が回収された。
警察の捜査によれば、 この頭部はこの地域に暮らす当時70代の男性Aさんのもので、同日午後7時半頃に起きていたバス事故の被害者であることが判明。
霊夢:
バ、バス事故!?
魔理沙:
この頭部が発見される少し前、同じ区画でバスと歩行者の人身事故が発生し、被害者が轢死する事故が起こっていた。
事故の詳細は公表されていないが、事故後にAさんの頭部だけが行方不明になっており警察が捜索中だった。
だが、ハロウィンイベントで街中が混沌となっていたことが影響したのか何らかの原因でこの頭部がすぐに見つからず、ようやく発見されたがそれは最悪の形でだった。
魔理沙:
また、この頭部の様子が通行人をはじめとした多くのイベント参加者によって撮影され、それがSNS上に投稿され大きな騒ぎ となっていた。
霊夢:
悪趣味すぎるでしょそれ……。
魔理沙
警察はすぐに現場を封鎖し、
「多くの憶測が飛び交っているが、これは孤立した事故の1つであり一般大衆に危険はおよびません」
「これは悲劇的な事故でした。私たちは事故原因などを捜査しており交通課の警察官は地元警察官の支援を受け捜査を続けています」
と発表し、この後予定されていたハロウィンイベントは全て中止となり近隣の飲食店などで開催予定だったイベントも中止となった。
魔理沙:
この騒動は地域で大きなニュースとなり地元メディアの記者が現場に殺到。
当時、事故現場にいた男性はメディアの取材に対し、
「あの時飲んでいたバーから帰ろうとしたら店員に静止されました。外には警察官がいる。『切断された頭部が見つかったようだ』と言われました」
「ハロウィンの週末だったので、『そんな馬鹿な』と思い笑ってしまいましたが、彼に真剣な面持ちで『いや本当なんだ』 と念を押されました」
「その後、お店を出ましたが外にはたくさんの警察車両と警察官がいて、あたり一帯が封鎖されている状態でした」
「それに、さっきまでいたバーも店を閉めるように警察から命じられ、近くにあったナイトクラブも全てイベントがキャンセルになってハロウィン自体が中止になったようです」
と語った。
霊夢:
首が切断されたような交通事故が起こってるのに、すぐに警察に通報されてないってどういうことよ……。
魔理沙:
事故直後に通報自体はされていたようだ。頭部が発見された現場から数十メートルの位置でAさんの胴体は発見されていた。
このことから警察がAさんの遺体を全て回収する前にイベントに訪れていた通行人が頭部だけを発見し、今回の騒動になっていたものだと考えられた。
魔理沙:
事故が起きた『エディンバラ』というのは、富裕層が多く暮らす地域で、比較的治安がよく、このような恐ろしい事故のニュースは珍しいため地域に衝撃が走り、ニュースサイトなどには視聴者から、
「こんなに凄惨な事故が起こってるのになぜすぐに現場が封鎖されていなかったんだ」
「40年以上この区画に暮らしているがこんな事件は初めてだ」
「通報があったのにこんなことになるなんて警察の怠慢ではないか」
などさまざまなコメントが寄せられた。
魔理沙:
またAさんの遺体が撮影された動画が何本もSNS上で拡散されており、地元警察は、
「被害者の頭部が撮影された動画拡散は遺族らに大きな精神的苦痛を与えている」
「事故報道は重要なことだ。しかし死者を弄ぶようなことはあってはならない」
「動画を発見した場合は、各ソーシャルメディアプラットフォームに報告してほしい」
と、拡散防止と通報を呼びかけた。
霊夢:
拡散する人もそうだけど、遺体の動画を撮影してネットに上げる人の気持ちが全然わからないわ。
ハロウィンの小物かな? と思ったら本物の生首だった。絶対に遭遇したくないですよね。トラウマになってしまいそうです。特に触ってしまった人なんて……。
フルバージョンでの解説をご覧になりたい方はぜひニコニコ動画でご覧ください!
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『【2024年】『すげぇリアルな生首のおもちゃだな』→本物の人間だった ハロウィン後の週末に発見された人の頭部 何故そんな所に?【ゆっくり解説】』
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