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ヒーターの熱で肉は焼けるのか? 生身or布を巻くorアルミを巻く…の3パターンで実験してみた

 今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【暖房器具の危険】ヒーターの前で肉を放置してみた結果、、、』というホルモンしま田さんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

1月も中旬に差し掛かり、今年も寒さが厳しい季節になりました! みなさんは何で暖をとりますか? こたつ、ストーブ、エアコン、ヒーター。 今回はそんな暖房器具の危険に迫ります! それでは早速やっていきましょう!


 牛モモ肉を家庭用ヒーターの前に放置することで焼けるのか。投稿者のホルモンしま田さんが検証します。

 今回の実験を行うきっかけは、ご自身がヒーターで火傷しそうになったことだそうです。長時間ヒーターに当たっていたところふくらはぎ部分のデニムが熱くなり、触れた瞬間思わず「アツッ」と声が出てしまったのだとか。

 肉の表面温度は10℃、芯温は8度でした。

 肉はそのままで表面を覆わないもの、アルミホイルで包むもの、布で包むものの3パターンにします。

 ※これはヒーターの正しい使い方ではありません。くれぐれも真似をしないようお願いします。大変危険です。

 室温13度に対し、ヒーターの設定温度は30度。吹き出し口の温度を測ると161度や201度と、熱いのは間違いない数値が出ています。

 肉の表面も徐々に温度が変化。41度という数値が出ていますね。

 ヒーター前に肉を置いて15分。包んでいないお肉の表面に変化が出てきました。アルミで包んだものは全体的に熱く、布も熱くなっていますがアルミほどではありません。

 30分経過。肉が焼けるときのようないい匂いがしてきました。

 40分後。アルミからは肉汁がにじみ出て、包まれていないお肉は表面の色が半分変化。布のお肉も肉汁が出ているようです。

 1時間が経過し、肉をヒーター前から移動しました。それぞれの芯温を測ります。まず何もしていないお肉のは63.5度。低音調理に近い温度です。

 布で包まれていたものは40.1度。布がある方が焼けないのですね。

 そして湯気の立つアルミホイルで包んだお肉は86度でした!

 アルミホイルで包んだお肉を切ってみたところ、完全に煮込んだ牛肉です。

 そのままのお肉は火の通りにムラがありました。前の方はしっかり加熱されていますが、後ろに行くにつれて生っぽさがあります。

 布で包まれたお肉は完全に生でした。

 アルミホイルを巻いてヒーターの前に入ることは中々ありませんが、生身の状態でも加熱されると考えると怖いですね。自分で動けないような子供やお年寄り、ペットなどがいる場合、気を付けたいと感じる実験でした。服を着ている効果も驚きです。

 暖房器具の危険性について改めて考えるきっかけとなる今回の結果。検証の詳細に興味を持たれた方はぜひ動画をご覧ください。

視聴者のコメント

・なるほど
・ローストビーフかな?
・へぇーーーー生なのか
・生地よりデニムとかのスナッフボタンとか金属部分に触れた時の方が被害大きい
・ホイル焼きの調理法
・うまそう

▼動画はこちらから視聴できます▼

『【暖房器具の危険】ヒーターの前で肉を放置してみた結果、、、』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43274632

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