12年で円の価値が半分に? 日経平均株価最高値、1ドル150円など予想を超えてきた「激動すぎる時代」を解説してみた
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『12年間寝ていた投資家』というエフさんの動画です。
就活や経済などについてのわかりやすい解説動画で人気の投稿者エフさん。今回は12年間意識を失っていた投資家が目覚めたらという設定で、12年で激変した経済関係の情報をまとめました。
目覚めた患者の名は投山資朗。落ち着こうとしましたが、干支が一周するほど寝ていた事実に混乱してしまいます。
ショックのあまり心停止した投山を、先生は「カモンカモンカモン!」と蘇生しました。終始コメディ調での解説となっています。
12年前、ブラック企業をやめて投資家になったという投山。働かない生き方「アーリーリタイア」を目指したと話します。これに先生は、
当時は「アーリーリタイア」と言う言葉がはやっていましたが、現在は「FIRE」という言葉に変わっています。
意味は変わりません
と説明。
かつて投資家をしていた投山。それだけに現在の日経平均株価が気になり尋ねます。2012年当時はリーマンショック、欧州債務問題、東日本大震災などが起きたあとで大変な状況でした。そのため当時より株価はだいぶ落ち込んでいるのではと予想しています。
そんな姿にためらう看護師ですが、「いい、私から伝える」と先生。
2024年2月現在で、
日経平均株価は38000円をつけました
と衝撃の株価を伝えます。
12年前は8~9千円台をウロウロしていた日経平均株価が、史上最高価格を達成したことに驚きを隠せない投山。また「カモンカモンカモン」する事態になりました。
落ち着いたあと「どうしてこんなに上がったんですか」という質問に「2013年から大規模な金融緩和政策が始まったからです」と簡潔に説明する先生。
さらに、消費税が5%から10%に段階的に引き上げられたこと、世界的なパンデミックが起きたこと、元総理が暗殺されたけれど株価が4倍になったことを伝えます。
追加の情報として、東証一部や二部といった概念が無くなり、「プライム」「スタンダード」「グロース」という区分になったことも説明。
ちなみにアメリカの株価指数S&P500は
2012年頃1200~1400でしたが、
2024年2月時点で5000をつけました
為替も当時は1米ドル70~80円くらいでしたが、
今は140~150円で推移しています
と怒涛の関連情報も追加。
激動過ぎる12年間の説明に、またも「カモンカモンカモン」の事態になるのでした。
改めて振り返ると、激動の時代だったことがわかる12年間の経済状況。コミカルに説明される、予想できなかった投資環境の変化に興味を持たれた方はぜひ動画をご視聴ください。このあとはNISAと新NISAの解説が続きます。
視聴者のコメント
・クソ懐かしい…
・そんな頃もあったなあ
・過去最高値だよよかったね
・これ予想出来たら神超えるわ
・予想できた奴は一人もいないと思うぞ
・世界史的にヤバすぎる
▼動画はこちらから視聴できます▼
『12年間寝ていた投資家』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43398662
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