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オリジナルビーダマンを競技仕様の連射型にパワーアップ! 試行錯誤の末にたどり着いた強化パーツが生み出す軽快な連射を見よ!

 今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『【連射型】オリジナルビーダマン用拡張パーツっぽいものを作ったお話』というtekeliliさんの動画です。

 投稿者メッセージ(動画説明文より)

オリジナルビーダマン「オステオン」の連射型拡張パーツを作成した動画です。
連射用トリガーを考えるの難しすぎなんよ。


 投稿者のtekeliliさんは、3Dプリンターを活用したオリジナルのホビーやビーダマンの動画を投稿しています。

 今回の動画では、オリジナルビーダマンの「オステオン」の連射性能をアップさせる強化パーツを制作するようです。
 目標は「片手で発射できること」、「イベントに参加できるようにレギュレーションを満たすこと」の2点です。

 連射をするときに両手がふさがってしまうと、ビー玉の補充ができないので連射し続けるために片手での連射を実現したいとのこと。

 また、イベントのレギュレーションでビー玉の速度が出すぎないことと、大きさに制限が加わります。

 まず、試した機構は2つのトリガーで交互に連射できるという物です。

 人差し指と中指で交互にトリガーを押し込むことで連射できる機構を制作しました。

 しかし、試してみると力が上手く入らずビー玉が発射できません。

 ビー玉を押す出す部分が、上から押されて変形してしまうことと角度が良くないのでは……と考えて改造します。

 しかし、これも上手くいきません。
 中指側のトリガーは上手く発射できるのですが、人差し指側が上手く動かないようです。

 この構造はあきらめて、左右にひねることでビー玉を発射できる新たな機構を作成しました。

 ですが、こちらも実験するとフレームが歪んでしまい上手く発射できません。

 他の構造を考えますが、残るアイデアは上から叩いて発射できる「スマッシュトリガー」と呼ばれる構造でした。

 この構造は軽い力で連射でき、ビー玉のスピードも出しやすい強力な構造なのですが、強力すぎるため禁止されています……

 と、思いきやレギュレーションを確認すると、他の発射機構よりもスピードが出ないように調整するという条件付きですが使用できるようです。

 そして作成したトリガーがこちら。

 自由に回転する丸い掴みを上下させるだけで、ビー玉を連射できるという洗練された構造です。

 試し撃ちしてみると動作は良好。

 採用する機構が決まったので、見た目や形状を調整してひとまず完成です。

 続いて、ビー玉を入れる「マガジン」を作成します。
 求められるのは「たくさんのビー玉を入れられること」、「ビー玉がスムーズに供給されて弾詰まりを起こさないこと」の2つです。

 この2つの条件を満たす構造として「ヘリカルマガジン」を採用しました。

 ビー玉をらせん状に並べて給弾するシステムで性能が高く、競技仕様のビーダマンでは採用する人が多いそうです。

 3Dプリンター用のデータも公開されているとのことで、そちらを使用して制作します。

 試しにビー玉を入れてみると、スルスルと詰まることなく流れていきます。
 「先人たちの知恵に感謝」と言葉が漏れるほどの性能です。

 さらに細かな部分を調整して、完成したものがこちら。

 以前作成したオリジナルビーダマンと比較すると、かなり省スペース化されていることが分かります。

 実際に連射してみると、軽快にビー玉を連射。
 3つ並んだターゲットに次々と命中していきます。

 「命中精度については、数撃てば当たる」とのことで「まだまだ拡張できる要素はある」と、今後の改造にも期待が膨らみます。

 ビー玉を小気味よく連射する様子は記事ではお伝えしきれないところですので、興味がわいた方はぜひ下記のリンクから動画でもお楽しみください。


▼動画はこちらから視聴できます▼

『【連射型】オリジナルビーダマン用拡張パーツっぽいものを作ったお話』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm44370816

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