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学祭で女装して「これが扉やで」と先生に言われた10年後に超会議で聖徳太子になった話ーー小さなきっかけで開花したクリエイターたちに原点を聞いてきた

 「自分には特技がない」「大きな舞台には立てない」……そう思っていた人でも、些細なきっかけで才能を開花させることがあります。

 ニコニコ動画が幕張メッセで開催する毎年恒例の大型イベント「ニコニコ超会議」。
 本イベントの目玉として実施された、誰でもメッセにスペースを出せる「クリエイタークロス」の中にも、ちょっとしたきっかけで人生が大きく変わった参加者たちがいます。

 本記事ではクリエイタークロスに出展した、コスプレイヤーでありイベントアドバイザーも務める87かぼちゃさん(@pumpkin6non、プロフォトグラファーとして活躍するinori_designさん(@inori_design、トランプタワーでギネス記録を持つタワーバカさん(@aisatukamenの3名のクリエイターにスポットライトを当てます。

 クリエイタークロスでの出し物についてインタビューするうちに、彼らの創作活動がほんの少しのきっかけで始まり現在の活躍につながっていることが分かりました。そんな彼らの経験と言葉は、きっと第一歩をためらっている人の背中を押してくれることでしょう。


 1人目は、原寸大で作られたポケモンの造形物を触れる体験型のコスプレスペースを構築していた、人気コスプレイヤーの87かぼちゃさんです。

コスプレイヤー・87かぼちゃさん

■出展内容は…体験型のコスプレエリア!?

――ニコニコ超会議2024のクリエイタークロスではどのような出展をされたのか教えてください。

87かぼちゃ:
 自分はコスプレイヤーというカテゴリーで出展させていただきました。
 写真集、コスプレ写真集、自分が作ってきた造形物などを展示して手に取ってもらったり見てもらったり。

 あとは写真を撮ってもらったりと、体験型のスペースを展開させて頂きました。
 コスプレをもうちょっと間近で見てもらいたいなっていう気持ちで。

――造形物といいますのは?

87かぼちゃ:
 自分がSNS投稿させて頂き話題になった、ポケモンキャラ「ベトベター」の等身大サイズごみ箱
 こういったモノを持ち込むと、お子さんにも「これポケモンだよ! こんぐらい大きいんだよ!」ってわかりやすく伝えられるじゃないですか。

 触ってもらうとさらに、「こんな軽いんだ!」とか「意外と硬い!」って感想がもらえたりするんです。

――参加者とのコミュニケーションが増えそうですね。

87かぼちゃ:
 そうなんです。
 他にも「こういうのも作れるんですね」と造形にちょっと興味を持ってもえるのが嬉しいです。
 サイズ感はポケモン図鑑の数字に合わせて作ったんですが……重さに関してはさすがに表現ができませんでした(笑)

――造形に興味を持ってくれた方々の反応はどのようなものですか?

87かぼちゃ:
 どうやって作ったんですか?なんて聞かれた際には「コスプレ造形はライオンボードというウレタン素材の板で作るんです。この板のことをコスプレ業界の人はコスボードって呼んでいます」と説明したりもします。

 「僕はこういうコスプレもやってますよ」という流れで写真集を手に取っていただいて見てもらったり、買っていただいたり。

――SNSでバズったベトベターを持ち込まれた経緯を教えてください。

87かぼちゃ:
 「ベトベター」等身大サイズごみ箱のSNSでの反響が良かったんですけど、中でも「実際に見てみたい」っていう声が多かったんです。
 とは言え、実際にこういうものを展示する機会ってなかなかないので、クリエイタークロスはとても貴重な機会だなと思いました。

 ニコニコ超会議の参加者さんってSNSに特化された方が多いので、反響も大きかったです。

■造形ポケモン同士が運命的な出会いを!?

――87かぼちゃさんが当日されていたコスプレはギャグマンガ日和の聖徳太子ですよね。聖徳太子コスプレにされた理由は?

87かぼちゃ:
 聖徳太子のコスプレを頻繁にやっているからか、ファンの方から見た僕のイメージって聖徳太子なんだそうです。
 あとはニコニコ超会議との親和性も高いだろうなと思って。
 僕ら世代ってギャグマンガ日和で育ったところがありますし、青ジャージだからすぐ見つけられるし動きやすいし(笑)

――準備にどれくらいの時間がかかりましたか

87かぼちゃ:
 そうですね、配信用のグリーンを立てたり、販促物を並べたりしていたので、30分~45分ぐらいですね。
 造形物を運んだ時のダンボールが大きすぎたところが大変でした。

――お客さんや周囲のクリエイターとの交流はいかがでしたか?

87かぼちゃ:
 今回の出展はポケモンだったのですごく興味を持ってくる人多かったです。
 僕のスペースの前で止まってくれたり、アクセスしてくれるのは嬉しかったですね。

 クリエイター同士でもやっぱりお互いが気になるじゃないですか。お隣さんみたら「あれ!? ポケモンいるじゃん!」みたいな感じで集まってくれて。
 なんなら自分のスペースの斜め左に等身大カメックスの造形がいたり。もうベトベターとカメックスが「君の名は」みたいな出会いで(笑)

――(笑)

87かぼちゃ:
 僕に対して、聖徳太子がポケモン連れてきてる! ってツッコミを入れてくれる方もいましたし、ロケット団のコスプレされている参加者がやってきて「写真撮らせてください!」とか、SNSにアクセスしてくれる方も多くて嬉しかったですね。

苦労してあの物量を持ち込んだ甲斐がありました。

■普段の活動やコスプレを始めたきっかけは?

――普段の活動内容を教えてください。

87かぼちゃ:
 YouTubeを基軸に活動しています。
 コスプレ関係、メイク動画、コスプレしながらの料理などを載せています。

 コスプレイベントに招待していただくこともあるんですが、最近ではコスプレイベントを立ち上げたいのでアドバイザーや運営をやってほしいというお声がけを頂いています。
 SNSへの動画代行やアドバイザーもやっています。

――幅広いですね! 造形に関してはいかがですか? 今後も継続を?

87かぼちゃ:
 造形に関してはもう本当に勢いです!
 また何か「こういうものが欲しい!」って思いつきがあったら作るかもしれないといった感じですね。

――コスプレを始めたきっかけを教えてください。

87かぼちゃ:
 短大生の頃、最後の短大生活の学祭で、人生この後することがないようなことをしようと思って、女装したんです。
 その時にメイクを後輩にお願いしたんですね。
 その後輩がたまたまコスプレイヤーで、メイクしてもらったら……「えっ!俺こんなに可愛いんですか!?」って!

 「メイクやコスプレって凄いな!」と驚いていたら、担当の先生が僕の肩をポンポンと叩きまして……「これが扉やで」って(笑)

――(笑)そこで扉が開いちゃったんですね!次回の超会議クリエイタークロスで挑んでみたいことなどありますか?

87かぼちゃ:
 スペース出展内容は基本的に今回と似たものになると思います。

 ただ、今やってみたいコスプレがありまして。
 映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』に出てくる、ロボ側の父ちゃんをやりたいなと(笑)

 その映画のワンシーンにロボ父ちゃんと父ちゃんが腕相撲をする名シーンがあるので、参加してくれる皆さんと腕相撲をしたいです!

■参加を悩むキミに届けたい言葉は……

――ニコニコ超会議ならではの良さなどあれば教えてください。

87かぼちゃ:
 アニメやコスプレが好きな方が集まるイベントに多く参加しているんでずが、ニコニコ超会議ってみんなで作り上げたイベントっていうイメージがあるんですよね。
 運営やコンセプトがあるのもわかってはいるんでずが、参加者が主体といいますか。

 ニコニコ視聴者が「これ面白いわー」って最終的に行き着いたのがニコニコ超会議だと思っています。
 インターネット老人会なんて言葉がありますが、同窓会みたいなイメージと居心地の良さがあるんですよね。
 しかも懐が深いんですよ。聖徳太子でポケモン連れてても怒られないですから(笑)

――もし近くにクリエイタークロス出展を悩んでいる方がいたとしたら、何て声を掛けますか?

87かぼちゃ:
 やっぱり僕も肩をポンポンと叩いて「ここが扉やで」って言ってあげたいですね~(笑)
 「ここだよ。君の変化は多分ここにあるよ」って。
 この参加が10年後、君の仕事になってるかもしれない。

 ニコニコ超会議に出展されている方って、多分どこかしらでそういう変化があって、今ここに落ち着て活躍されてると思うんです。
 そんなクリエイターさんたちと仲良くなれるチャンスもあります。とにかく刺激をもらえる場所なんで是非参加してみてください!

 ルールさえ守っていれば、クリエイタークロスは本当どこに行っても「楽しい」と「刺激」しかない空間です。幅広いステップアップへの道が待っています!


 2人目は撮影した写真をフォトグラファーが加工し、”厨二病”な夢を叶えてしまう「”厨二病”プリクラ屋さん」を出展したinori_designさんです。

人力”厨二病”プリクラ屋さんを出展したinori_designさん

■出展内容は……完全人力の”厨二病”プリクラ!?

――ニコニコ超会議2024のクリエイタークロスではどのような出展をされたのか教えてください。

inori_design:
 プロフォトグラファーが撮る「”厨二病”プリクラ屋さん」というものを企画し出展させていただきました。

 その場にグリーンバックを建て、お写真を撮影させていただきます。
 有償でのお届けになるんですけれども、1000円払っていただいて1カットその場で合成して、その日のうちにお写真をお届けするという、完全に人力のプリクラ屋さんです。

――これはすごい試みですね。

inori_design:
 ”厨二病”とニコニコ動画は非常に親和性の高いテーマだというところをまず思いつきまして(笑)
 とはいえ、みなさんの中にいろんな”厨二病”があるわけです。

 プリクラって背景を自分で選べるじゃないですか。これに習い背景を4種類用意しまして、そこにエフェクトを準備しました。
 例えば手をかざすと魔法陣が出るようにだとか、上に向けると炎が出るよ~みたいな。

 そのエフェクトテンプレートを作りまして、番号で指定していただくというサービスをオーダーで作らせていただきました。

――ますます凄いですね。作業の流れはどんな感じだったんでしょうか?

inori_design:
 当日はまず、「こんな感じで撮ると、ここにこういうものが出てきます」と撮りながら説明し、皆さんにポーズをとっていただきます。
 次に上がってきたローデータを現像から合成まで、スペースに持ち込んだパソコンで行います。
 そして、その日のうちにDM等でお返しをするというのが全体の流れとなります。

――よくこの企画を思いつき実行されましたね!

inori_design:
 ありがとうございます。

 出展にあたり、出し物として特色がないとやっぱりお客様には来ていただけないだろうなと思ったんです。
 ニコニコ超会議に参加される皆さんって、インターネット文化とかネットミームにすごく熱量がある方が多いですよね。
 そういう方との親和性を第一にテーマを決めたというのが一番大きなポイントです。

 あとは単純に納品を楽しんでいただける「大喜利」感覚で参加してもらおうと思いまして。
 参加した皆さんが、つい SNS に載せたくなり、周りの方々がクスッと笑うぐらいの感じで。
 私自身がそういうこと大好きなので、きっとニコニコが大好きな人も好きなんじゃないかな~と思って。

 「ニコニコファンとして、こういうの好きでしょ!」というのを見ていただくつもりで、”厨二病”というテーマを企画にしました!

■プリクラというネーミングに込められた想いは!?

――プリクラというネーミングになった経緯は?

inori_design:
 既存のカメラマンさんがイベントで合成までしてくれるサービスはないわけではないんですね。
 ただ、1ヶ月くらい待ったら高品質な合成済みのデータが送られますよというものがほとんどです。

 私は個人で出させていただくにあたって企業がバックにいるわけでもないです。
 ただのサークル活動っていう中で、私が出せる最大クオリティの写真が撮れますよって言うと、やっぱり自分が主体になってしまいます。

 それだとみんな気後れちゃうなと思って。気軽に楽しんでほしいじゃないですか。

 あくまで被写体さんがメインですけど、「あなたの写真を撮ります」っていうと結構オタク諸君はグッと身構えてしまいますよね。
 つい「私はいいです…。」みたいになってしまう。遠慮や恥ずかしさが生まれたりするので、そこの垣根を取っ払うために、ハードルを1個下げようと思って。

 このコンセプトで「分かりやすい名称って何だろう?」ってなった時、平成生まれの我々に多分「プリクラ」は刺さるだろうと。
 プリクラだと、撮られる側が主役っていうよりは、それを加工して面白くします! っていう加工の方に目が行くじゃないですか。

――挑まれたお客さんの様子は?

inori_design:
 最初はちょっと照れがあったりします。
 ポージングの指導とかをやっていくとですね、だんだん皆さんにシャッターの音にアガッてくるのか、ポーズのキレが良くなっていくんですよ!そこは面白かったですね。

 皆さん1回はきっとジョジョ立ちとか邪気眼ってふざけてやってみるじゃないですか。
 どんどんそれっぽい格好になってくるんですよ。そこからはもう皆さんノリノリで。

――印象的なやりとりは?

inori_design:
 「こんな風にできますか?」っていう提案をしてくれる方もいらっしゃいました。

 例えば、ポケモンの登場人物コスプレイヤーが、モンスターボール持ってらっしゃって、「ここにエフェクト出せますか?」とか。
 「世界を破滅させたい願望があるようなポーズをするので、デカイ球を出せないですか?」とか(笑)

――(笑)

inori_design:
 完全人力なので、そういった調整はもちろんできます。
 リクエストを大まかにいただいて、その通りにお作りするっていうのも、実は現場でやっていたことになります。
 「炎じゃなくて雷にできますか?」みたいなこともありました。

 属性にこだわりのある人にも対応できましたね。用意していたテンプレート通りの方も多かったんですけど、実はテンプレートから外したものもいくつかありました。
 「個性的だな~!」と思いながら、私も作っていてすごく楽しかったです!

 思いっきり楽しんでほしいじゃないですか! 非日常を味わってほしいという一心で出展させていただいていますので。世界を牛耳るみたいなこと、普段できませんからね(笑)

■難しかったことは? 集客は最初から成功!?

――難しかった点などありましたか?

inori_design:
 難しかったのが、その場での背景はグリーンバックだけじゃないですか。その場で完成品がすぐ見られるわけではないんですよ。
 なので、その場で納品のリアクションが見られないんです。そこはちょっと難しいところでしたね。人力だとちょっと手間と時間がかかっちゃいますから。

――集客は順調でしたか?

inori_design:
 最初はやってくれる方がなかなかいなくて、無理やり友人に「宣伝してくれ!」と(笑)
 その友人の周囲がまず面白がってくれて!

 そこから人も来てくれるようになり、2日目の開始ぐらいに取材の方が私たちの企画をXにアップしてくれたんですね。
 それが参加へのハードルをグッと下げてくれたんで、すごく良かったと思います。ありがとうございます。

――普段の活動内容を教えてください。

inori_design:
 普段の活動といたしましては、主にコスプレイヤーさん、モデルさん向け作品制作のお手伝い写真家をしております。

 クライアントは個人コスプレイヤーさん、一部スタジオ様です。
 撮影のお仕事をいただいて、そちらの写真集を作らせていただいたり、スタジオのサンプルを作らせていただいたりというところが主な活動です。

――コスプレカメラマンを始められた経緯は?

inori_design:
 私はもともとコスプレイヤーを19歳の頃からやっておりまして、そこから6~7年被写体として活動していたんです。
 当時はカメラを持っているコスプレイヤーがお互いを撮り合うという文化がありました。

 そこから、私は撮る側に回った方が楽しいということに気が付いたんです。

■参加を悩むキミに届けたい言葉は……

――次回のクリエイタークロス参加で挑戦したいことは?

inori_design:
 まずは選べるテンプレートを増やしたいですね。超会議に来たら”厨二病”プリクラ撮らなきゃね! って言ってもらえるくらい定番になれるようにしたいです!

――クリエイタークロスへの参加を悩まれている方が近くにいたら何て声をかけたいですか?

inori_design:
 ニコニコは全てを受け止めてくれる懐の深さがあるから、とりあえず何でもいいから持ってきて一緒に遊ぼう!
 ニコニコ動画のプラットフォームそのものが、オタクの集合体だと私は思っています。ニコニコがあったから楽しめてるよな~って、大げさじゃなく思ってるんですね。

 もしかしたら超会議に持って行ったものが流行るかもしれないし。まあ、楽しんで終わりかもしれないけど、それでいいじゃん!


 3人目は高難度のトランプタワーを築き異彩を放っていた、トランプタワーのタワーバカさんです。

トランプタワーのタワーバカさん

■出展内容は……20段のトランプタワーだと!?

――ニコニコ超会議2024のクリエイタークロスではどのような出展をされたのか教えてください。

タワーバカ:
 トランプタワーを作りました。カードのトランプを三角形に積んでいくトランプタワーですね。

 横からなど角度をつけて見ると、隙間がなくなってカードの模様が絵に見えるんです。
 これを利用し、ドラゴンクエストシリーズでお馴染みのスライムをトランプタワーで描きました。

――何故ドラクエのスライムに?

タワーバカ:
 サイズの兼ね合いもあり、ちょうどいいサイズでちょうどいいキャラというところからドラクエのスライムが浮かびました。

――すごい試みですね。

タワーバカ:
 あと、20段のトランプタワーを作りました。
 ただ私が作るのは19段目までで、ラストの20段目はお客さんに積んでもらいます。

――これはお客さんも緊張してしまいそうですねぇ!

タワーバカ:
 さすがに19段目まで組むのに時間がかかっていますから、それを台無しにしてしまうプレッシャーはありますよね(笑)
 もちろんお客さんが失敗されたら1段目からまた私が積んでいきます。

■20段くらいだと……私失敗しないんで??

――やはり最後の1段は緊張されたりするんですか?

タワーバカ:
 もう私は20段くらいで失敗することがなくなっているので、緊張といった感覚がわからなくなっているかもしれません。

――凄すぎますね! 20段のトランプタワーだとトランプの枚数的にはどれくらい必要なんですか?

タワーバカ:
 610枚くらいでしょうか。トランプ12~3セット分くらいですね。

――それだけ沢山のカードで! 準備で大変なことなどありましたか?

タワーバカ:
 スペースが出入り口付近だったので、最後のほうに扉からの風で倒れてしまいましたが、それまでは平穏でした。

――実際に出店してみて、印象に残ったことや面白いなと思ったことはありましたか?

タワーバカ:
 割と反応は良かったような気がするんですけど、それって「見てくれた人」の反応なんですよね。
 最後の1段を積む作業は意外とみなさんやっていってくれないんですよ(笑)

■普段の活動やトランプタワーに挑まれた経緯は!?

――普段の活動について教えてください。

タワーバカ:
 トランプタワーの動画や画像を作ってニコニコやSNSにアップしています。

――トランプタワーを始められたきっかけを教えてください。

タワーバカ:
 そもそも動画をつくってみようと思い立ち、自分に何が出来るかなと思いついたのがトランプタワーだったんです。
 実際取り組んでみて、「この道を極めていこう」と思いました。

 そこから6年ほど続けている感じですね。

――6年の活動で印象深いことを教えてください。

タワーバカ:
 45段のトランプタワーを作ったことですね。
 サイズ的にもほぼ4メートルになりますし、トランプ自体も57箱くらい使ったと思います。

 三角を積み上げていく形のトランプタワーのギネス世界記録です。

■ニコニコである理由は? 参加を悩む人に送る言葉は?

――ニコニコに動画を投稿している理由を教えてください。

タワーバカ:
 自分はYouTuberというノリではないなと思っているので(笑)
 超会議の時にも改めてそれを感じました。みなさんが暖かくて居心地がいいんです。

――次回のクリエイタークロスにむけ企画など考えていますか?

タワーバカ:
 今回はトランプタワーが見る角度によってドラクエのスライム見えるというものでしたが、本当はマリオを作りたかったんです。

 ところがトランプの色が足りなくて断念したんです。
 最近ようやく足りなかった色のトランプが入手できたので、マリオに挑戦してみたいですね。

――もし近くにクリエイタークロス出展を悩んでいる方がいたとしたら、何て声を掛けますか?

タワーバカ:
 多数の人に見てもらいたいんだったら。クリエイタークロスという選択はとてもいいですね。
 この規模のイベントでこの参加費というのは、一番安いと思いますし。

 「動画を作ってみよう」をきっかけに、私も今ではトランプタワーで世界一になっているわけですから。
 なんでもやって見た方がいいと思います。何にハマって将来どうなるかなんてわからないです。

■information

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