まもなく事業撤退の「南海フェリー」で徳島に行ってきた! 鉄道運賃が実質無料の「好きっぷ」でコスパ最強の旅路を紹介
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『まもなく事業撤退「南海フェリー」で行く和歌山から徳島への船旅!【CeVIO解説旅行】』というあゆとすさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
事業撤退が迫るフェリーで行く、和歌山から徳島への船旅 和歌山港と徳島港を結ぶフェリー、南海フェリーのご紹介です! 実質鉄道運賃が無料になる「好きっぷ」も使い、コスパ最強で移動できました

大阪のターミナル駅、難波駅へ来た投稿者のあゆとすさん。南海電鉄で和歌山港へ行き、南海フェリーに乗って徳島港へ向かうとのことです。


このルートを利用する際は、お得な切符「好きっぷ」を使ってほしいそう。南海線の全ての駅から徳島港まで、2500円で行くことができるのだとか。南海フェリーの片道運賃が2500円なので、電車賃が実質無料になるという、すごい切符です。
ちなみに特急サザンの自由席は乗車券のみで乗ることができ、特急料金がかかりません。



和歌山港駅に着いたら、フェリー乗り場までは屋根があります。鉄道駅とフェリー乗り場が直結している様子に、往年の鉄道連絡船が想起されるとのことです。鉄道連絡船の定義や航路については動画で解説していますので、興味を持たれた方はどうぞ動画をご視聴ください。


乗船口から入るとエントランスなどは無く、すぐに廊下が現れます。「究極の機能美ではないかしら」とあゆとすさん。


船内は椅子席とじゅうたん席の他にグリーン席があるのですが、この日は予約で満席でした。

船旅の醍醐味だと思っているというデッキへやってきたあゆとすさん。ゆっくりと船体が動きはじめ、和歌山港の長い通路が離れていくのを眺めます。

徳島港へは2時間と少し、とのこと。


和歌山港があるのは紀ノ川の河口。紀ノ川の木材を運ぶ水運の拠点としての歴史があるそうです。

現在は木材に加え機械類や鉄鋼も扱われ、複数の自治体にまたがる巨大な港湾へと変貌。そんな和歌山港を発着する南海フェリーには物流を支える役割もあり、船内にはトラックドライバーの方に静かな空間を提供するドライバールームがあるとのことです。

また、船内には自販機コーナーがあります。

売店は、2024年に営業を終了したそうです。



実はこの和歌山ー徳島航路は、2028年3月に撤退することが決まっています。理由はいくつもありますが、やはり明石海峡大橋の開業が大きいようです。

2026年8月2日からの運航ダイヤは上画像のとおり、6往復12便となっています。

また、安全運航に支障が生じるおそれがある場合には、撤退を早める場合があるとのことでした。


そんな南海フェリーの和歌山寄りの海域から見えるのは、歴史ある灯台があるという沖ノ島や友ヶ島、一番目に入るという淡路島です。


進行方向には、人口400人弱を抱える沼島が見えました。沼島は日本神話の国生みに登場する「おのごろ島」の有力候補の1つ。画面の赤丸部分には、イザナギとイザナミが海をかき混ぜた矛の先端のモデルとされる岩があるのだとか。

フェリーの到着まで1時間を切ると、前方には徳島が現れ、海面には潮目が見えてきます。

潮がぶつかり合うことで色が変わっている、この潮目を越えて徳島へと向かう船。

船の右手には、淡路島と四国を結ぶ大鳴門橋が見えました。



東京と北九州を結ぶ東九フェリーの乗り場の奥、徳島道の橋をくぐった先に南海フェリーの徳島港がありました。



到着です。徒歩の乗船客は、連絡通路から吸い込まれるように徳島駅行きの連絡バスへと乗り込みます。

バスに揺られて25分弱で徳島駅へ。難波駅を出発してから、およそ4時間の旅でした。
高速バスにはかなわないけれど、実用的なルートとして十分に魅力的な南海フェリー。「タイムリミットが迫ると乗客が増えると思われるので、ぜひお早めに乗ってみてください」とのことです。旅路の詳細に興味を持たれた方はぜひ動画をご覧ください。
視聴者のコメント
・無料は凄い
・高野山から徳島までいけるのすごい
・車で橋ルートだと料金1/3くらいだもんな…
・残って欲しいけど難しいんだろうね…
・色が違うの不思議すぎる
・おつでした
▼動画はこちらから視聴できます▼
『まもなく事業撤退「南海フェリー」で行く和歌山から徳島への船旅!【CeVIO解説旅行】』
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