ハワイ好きがオススメする「3泊5日ハワイの過ごし方」が今すぐ飛行機に飛び乗りたくなるプランだった
3日目の過ごし方――「フロントガラスにノースショアがドーンと…」
サンキュータツオ:
さぁ、最終日です。最終日の過ごし方。僕だったら最終日は動かない。ひたすらワイキキを見続けて夕日を見て「よかったねぇ」というインドア派の考え方なんですが……。
スタッフ:
そうやって帰ると「3日目、頑張ってなかったんじゃないか」って後悔する。
サンキュータツオ:
後悔したくない!
スタッフ:
だから頑張ったほうがいいですよ。行っていないところがあるんです。ノースショア。
スタッフ:
頑張って行ってほしい。要は西側です。アラモアナショッピングセンターの上にあるアサヒグリルに行ってほしい。
宇野:
うまい。
スタッフ:
ここに行ったか行かないかで、あなたのファーストハワイは変わります。
宇野:
アサヒグリルは行ったほうがいい。
スタッフ:
地元の食堂なんですよ。是非そこでオックステールスープを食べてほしい。パクチー苦手ですか?
サンキュータツオ:
大好き!
スタッフ:
だったら世界一おいしいパクチーのスープ。
サンキュータツオ:
何それ!
スタッフ:
お米と一緒に食べる。まずテールを食べてスープを飲んで、そこにお米をドサっと入れる。
サンキュータツオ:
おじや! うわわわ……。
スタッフ:
そこからノースに向かって車でひた走る。きのうの東側と違って、より地元感が増すんです。アメリカチックになってくる。
宇野:
サーファーが多いんですよ。
サンキュータツオ:
じゃ本当にハワイに目的があって来ている人が多いし、地元の人が多いんだ。
スタッフ:
海の表情が変わるんです。素潜りもできて、シュノーケルつけるだけでハワイの魚と戯れたり、運がよければカメと泳げる。
サンキュータツオ:
JxJx的にはどうなんですか。
サイトウ “JxJx” ジュン:
ノースショアです。
スタッフ:
ですよね(笑)。
サイトウ “JxJx” ジュン:
運転するなら絶対にノースショア。お昼はアサヒグリルで食べます。ダウンタウンを超えて、空港を超える。1時間くらい進みます。パールハーバーとかが見えたりします。もしご飯を食べていなければ、マウイ マイクスというローストチキンのすごいおいしいお店があるのでおすすめです。
サイトウ “JxJx” ジュン:
途中でDoleっていうパイナップルでおなじみのプランテーションの観光地が見えてくるので、ここでトイレ休憩をしましょう。そこからノースショアまで一本道。赤土のパイナップル畑を抜けて行くと、フロントガラスにノースショアがドーンと見えてきます。
サンキュータツオ:
ここで雄叫びですか?
サイトウ “JxJx” ジュン:
そうです(笑)。
サンキュータツオ:
やばい(笑)。また自己記録更新かと。ノースショアは何が違うんですか。
サイトウ “JxJx” ジュン:
ワイキキと違って遠浅具合が短いんです。まさに大自然の海をもろにくらう。これがもし冬だったら、坂を下っている最中からビッグウェーブが見えます。夏だったら逆に凪いでいて静かな海なんです。
そこをずっと下っていくとハレイワタウンというオールドタウンに昔ながらの商店街がある。そこを車で流しながらね。
スタッフ:
「ロコ」って、ここらへんの人のことを言うんだなっていうのがわかる(笑)。
サイトウ “JxJx” ジュン:
車にサーフボードをつんで、日焼けした白人のサーファーが裸足で運転しているのがゴロゴロいるんです。さて、ここからビーチです。冬は間違いなく野生のカメがいます。そこまで行ってカメを見ます。ちなみに冬ならクジラがいます。
サンキュータツオ:
え! すげえな!
サイトウ “JxJx” ジュン:
もうちょっと行くと、ワイレアベイというのがあります。本当にすごくて、渓谷と海がめちゃめちゃ近い。そんな場所って普通ないですよね。スピリチュアルな場所で、ちょっと空気が違うんです。
スタッフ:
小錦の地元だね。あとマツモトシェイブアイスっていうかき氷。
スタッフ:
あれは思ったよりうまい。これは並ぶよなって思う。
サンキュータツオ:
宇野さんがプレゼンする3日目は?
宇野:
結局全日をビーチに費やしているので、1日くらい街に出ていいかなと思う。ダウンタウンに行くと、ただのアメリカなんですよ。ダイナーで薄いコーヒーと、大しておいしくないスクランブルエッグ。
サンキュータツオ:
いいね!
宇野:
アメリカのちょっと田舎に来たなという感じ。それこそ普通に映画を見たりね。
サンキュータツオ:
ハワイで映画とか、そんな贅沢な時間の使い方ある? って思っちゃう。
宇野:
そういう日を作れるのは、やっぱり他のリゾート地にはない。他はリゾートでいっぱいになっちゃって「楽しまなきゃ!」って思っちゃう。そういう日常を作れるのがハワイのすごいところ。
サイトウ “JxJx” ジュン:
4日目があったらそれやりたいですね。
宇野:
あと感動したのはノースショアの東にあるクアロア牧場。『ジュラシック・パーク』の撮影はここで行われていて、ロゴとかびっくりしちゃって。「ここにジュラシック・パークあったんだ……」って(笑)。あの景色が、ほぼそこにあるんです。
サンキュータツオ:
さっきから気になっているんだけど、車は何を借りればいいんですか。
宇野:
雰囲気でオープンカーとか借りちゃっても、それでもいいんじゃないですか(笑)。
サンキュータツオ:
マニュアル?
宇野:
いやアメリカはAT車しかないですね。
サイトウ “JxJx” ジュン:
でも車上荒らしの危険があるので、普通の4ドアがいいですね。アクアとかマーチくらいみたいなやつでいいと思います。二回目以降は自分に合ったやつでいいと思います。
サンキュータツオ:
多様性というところもすごいんですか。
サイトウ “JxJx” ジュン:
文化がミックスしてますから。何回行っても飽きない。たぶん湿気。オンリーワンな何かがありますね。
スタッフ:
他の観光地はやっぱりメインが観光なんですよ。でもハワイは行けば行くほどストーリーがある。友達を作ったりするのもそうだし、歳を重ねると発見のレンジも広がるし。
宇野:
アメリカ本土より食のバリエーションがありますよ。
スタッフ:
きょうの話を聞いていると、「なるほどな~」と思う話があって。ダイノジの二人がハワイに行ったんですって。それで大地洋輔さんと別の現場であったときに聞いた話なんだけど、相方の大谷ノブ彦さんがハワイがあまりにも素敵すぎて部屋にこもってしまったんですって(笑)。
サンキュータツオ:
ハワイは男の器が試されますね(笑)。
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