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飲み屋で知り合ったM男に「私、SMに興味があるんだけれど…」──世界的に活躍する美人緊縛師がSMに足を踏み入れたきっかけが刺激的

「縛る」という世界を大衆化させた団鬼六の功績

土屋:
 こういうのがあって、ここから徐々にご褒美に変わっていくというのが歴史なわけですが、大衆化させたこの人物を紹介しなければいけません。この方です。

団鬼六さんのイラスト。

星田:
 団鬼六さん。大先生ですよ。

土屋:
 『花と蛇』とか。

『花と蛇1 誘拐の巻』。
(画像はAmazonより)

手島:
 あ~。

土屋:
 女性を吊り上げて……。小向美奈子さんとかもやっていたりして。やっぱりこの方はすごい方なんですか?

芙羽:
 そうじゃないですかね。私はよく存じ上げないんですけれど……。

土屋:
 縛るということが大衆化したのは、この人が小説にしたのは大きかったと。

西川:
 今コメントで出てきたけれど、団鬼六さんが滋賀県出身って本当なのかな。

土屋:
 そうです。滋賀県の方です。

西川:
 じゃ甲賀の方なんじゃないの?

土屋:
 ありえますよ。甲賀と団鬼六さんと西川さんで、滋賀の三つになりますよ。

西川:
 まさかそこで俺とつながるとは(笑)。

パリに緊縛道場が出現! ヨーロッパに広がる「キンバク」ブーム

土屋:
 そういうことで、緊縛は日本がルーツだというところもあって今では海外でも緊縛が注目されているんですよね。

芙羽:
 はい。大流行です。

星田:
 それはアートとしてですか、プレイとしてですか?

芙羽:
 どちらもです。

星田:
 それを学びに日本に来ている人とかもいますか。

芙羽:
 いますし、ワークショップへ行くこともありますし。

土屋:
 ちなみにヨーロッパです。アメリカではDV法があるので流行っていないです。ヨーロッパで流行ってるんですけれども、ちなみにパリに緊縛道場というものがあります。こちらをご覧ください。

手島:
 本当だ、同じのがある。

芙羽:
 毎回めちゃくちゃ人が来ています。

星田:
 どういう人ですか。普通の主婦とか?

芙羽:
 そうですね。カップルが多いです。

ミクロマンサンライズ!!!:
 向こうではどう呼ばれているんですか。「キンバーク」みたいな感じなんですか?

芙羽:
 「キンバク」「シバリ」と呼ばれています。そのままです。

土屋:
 アートとしてミュージックビデオの中で緊縛を使うアーティストも増えているということです。世界に広がってるというのが緊縛の歴史でございます。

西川:
 確かに和を感じるんでしょうね。たぶん自分たちの文化にもないでしょうし。

芙羽:
 そうですね。エネルギーは向こうのほうがすごいです。そういう文化がないので。

土屋:
 日本の縄文時代で言うとあっちは新石器時代で、あっちが石でこっちは縄なんですよ。縄というのが和というか、日本の感じがヨーロッパでは受けているということです。

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