「子供を使ってスマホロックを解除」「ニセの同窓会通知」浮気調査の手法を探偵が直伝
腰で撮影する!? 盲点を突いた撮影テクニック
土屋:
それでいてチームで行くわけですけれども、浮気調査に必ず持っていかないといけないアイテムがございますね。
片岡:
それがこちらでございます。ビデオカメラです。
星田:
普通に市販されている?
片岡:
はい。普通に撮っているんです。このまま腰撮りなんですよ。
星田:
嘘やろ! 気付くやん!
片岡:
気付かないんですよ。先ほど言った電車の理論と一緒で、隣の人の顔は覚えていないですよね。たとえば街を歩いていて渋谷、池袋辺りで腰だけを見ていてください。腰でこうやって撮っている人、います。1日に2、3人は見かけます。
星田:
撮った映像に、腰で撮っている人が映っている映像もあるの?
片岡:
あります。池袋とか歌舞伎町とか、そういうところは多いです。
星田:
「腰で撮る」。名言や(笑)。
片岡:
たとえばこうやってやっていて、礼央さんを撮っているパターンもありますし。
星田:
セカンドバッグに入れてとか、そういうのじゃないんですね。警察から「何しているの?」と言われることはあった?
片岡:
僕はないです。銀色の部分を黒いガムテープを付けたりとか、そういう方はいらっしゃいますけれど。ちなみにこれはSONYの物なんですけれど、なぜかと言うと、立ち上げが一番早いんです。
土屋:
確かにSONYは早い! やっぱりVHSと違ってベータのイズムがあるからね!
西川:
こんなところでSONYが評価されると思わないですよ(笑)。
片岡:
たとえばメガネ型のカメラとか、ペットボトル型とか、今だとフリスクみたいなカメラもあるんですけれど、あくまでもそれは交渉事の時に証拠として音を取っておきたい時とかなんですよね。このカメラですと、撮り忘れたということがほとんどないんです。これで開いてボタンを押してしまうと、ずっと回しっぱなしなので。
先ほども言いましたけれど、探偵は3人動いているので、僕が撮れなかったとしても残りふたりが撮っていたり、店に入るところ、出るところとかがポイントなので、全部回しておかないといけないということはないです。調査報告書は写真で出しますので。
一同:
うわ~。
ミクロマンサンライズ!!!:
腰を回しながらすれ違いざまに違う探偵さんとすれ違って「あっ、どうも」みたいなことはあるんですか(笑)。
片岡:
今まではなかったです(笑)。