プレミアムフライデーの矛盾に投資家が言及。「消費税上げると言っている奴らが、消費にお金を回せって、どこの戯言ですか?」
月末の金曜日に仕事の終業時間を午後3時に早めることで、低迷する個人消費の拡大を狙う『プレミアムフライデー』
3月6日配信の『ニコ論壇時評』では、小飼弾氏と山路達也氏が「そもそも、暇になったら金を使うのか?」と政府推奨のキャンペーンについて疑問を呈した。
プレミアムフライデーと消費拡大の矛盾点
山路:
あまりプレミアムフライデーを満喫した人って、身の回りで聞かないんですけどね。
小飼:
暇ができれば金使ってくれると思っているの?
山路:
弾さんもが言ったように、暇になったら金を使うのか? みたいな、そもそもの話があるかどうかですよね。
小飼:
そうそう。なんでお金配ってないのに、時間配ろうとするんですか? そんなにお金使って欲しかったら、消費税やめろと。消費税上げるとか言っているやつらが、消費にお金を回してくれって、本当どこの戯言ですか?
山路:
弾さんは、消費税はむしろドンドン減らしていくべきだと。
小飼:
最悪の形態の税だね。
山路:
それよりは、所得税とかをもっと増やすなりとか?
小飼:
その方がまだマシ。
山路:
どうして、消費税というのが、良くないんですか?
小飼:
消費に対する罰として機能しちゃうから。消費税って一番節税が簡単な税なんですよ。買うのを辞めたらいいんだから。消費を罰しているのは政府なの。
山路:
それなのに、金を使えというという矛盾にあるという。
小飼:
そういうことです。