「キュケオーンをお食べ?」FGOオケキャスのご褒美でおなじみの古代ギリシャ粥をスイーツ風に作ってみた
今回紹介するのは、ルサルカさんが投稿した『【キュケオーンを】きりたんが作る古代ギリシャ料理【お食べ?】』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
きり「いやね、正月休み中にメソポタミアのパン再現レシピで作ったら『キュケオーンマダー?』って……」
投稿者のルサルカさんがゲーム『Fate/Grand Order(以下、FGO)』でおなじみの古代ギリシャ料理・キュケオーンを作る様子を紹介しました。
キュケオーンは神話にしか登場しない料理であり、具体的なレシピは“門外不出の秘技”とされたのでオリジナルレシピは存在しません。なので、今回は遠藤雅司氏著の『歴メシ!』の掲載レシピと叙事詩『オデュッセイア』の記載に従ったバージョンで作っていきます。『歴メシ!』バージョンの必要材料はこちら。
まずはリコッタチーズを作っていきます。材料はこちらです。
牛乳5に対して生クリーム1の割合で鍋に投入。塩を適量入れて火にかけます。弱火で5分ほど煮たら、生クリームと同量のレモン汁を投入して混ぜます。
すると塊ができるので、ボウルにザルを装着し、キッチンペーパーをセットして濾(こ)します。そのあと冷蔵庫で1時間程度冷やします。
次にキュケオーン本体を作ります。まずはセモリナ粉に水を混ぜて柔らかくします。
これを鍋に入れて、溶き卵、はちみつ、チーズを加えて沸騰しないように弱火で5分煮ます。ここまでは『歴メシ!』のレシピ通りですが、投稿者が「思うことがあった」との理由でさらにワインを加えて煮ることに。
最後に器に盛り付けて、ミントを飾って完成です。お味は「クリームパンのクリームみたいな食感で、レアチーズケーキみたいな酸味。結構美味い」とのこと。
続いて『オデュッセイア』バージョンのキュケオーンを作ります。古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家の藤村シシン氏によると、キュケオーンは「大麦、チーズ、はちみつをワインで煮たもの」という文言が『オデュッセイア』にあるとのこと。
そこで、大麦に適当な量のチーズ、はちみつを加えて適当な量のワインで30分くらい煮ます。
完成品がこちら。「おしるこの甘さをひかえたものに、ワインとチーズのほんのりした酸味、ミントの軽い風味が加わり、大麦のモチモチ感。主食というよりおやつ感覚。結構美味い」とのこと。
FGO好きな方はゲームの世界観に浸ってみたり、登場人物・キルケーの気持ちになってキュケオーンを作ってみてはいかがでしょうか。
視聴者のコメント
スイーツ的なやつ?美味そう
結構うまそう
再現というか想像のレシピなんかな
もっとおかゆ的なの想像してた
思ってたよりデザートっぽい
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【キュケオーンを】きりたんが作る古代ギリシャ料理【お食べ?】』
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