東北の郷土料理・ずんだを使った「けの汁」を作ってみた。具沢山で栄養満点のお手軽レシピをご紹介!
今回ご紹介する動画は、Teraさんが投稿した『【みちのく料理&地酒祭】ずんだの時間だあああああああああああああ!番外編【けの汁】』です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
いつもの枝豆のずんだだと中々いいネタが見当たらなかったので
ちょっと変わり種のずんだ料理になりました
郷土料理を通してその土地の文化に触れられるのは楽しいですね
青森の郷土料理「けの汁」をご紹介します。
けの汁は青森県の津軽地方周辺で作られている料理で、「きゃの汁」「きゃのこ」と呼ばれることもあるそうです。主に1月15日前後の小正月と呼ばれる時期に作る料理です。
昔、小正月は女正月ともいわれていて、お嫁さんが実家に戻ってゆっくりできるよう、大鍋で大量のけの汁を作り置きしていたそうです。
名前は「粥の汁」が訛ったものと考えられており、昔お米が貴重だった時代に山菜をお米に見立てるため、細かく刻んで食べたことが始まりとされています。
なお、調理方法は家庭や地域によってかなり異なるそうです。今回ご紹介するレシピはあくまでその一例と見てください。
材料はこちら。ごぼう、大豆の水煮、合わせ味噌、こんにゃく、高野豆腐、ぜんまい、にんじん、大根、油揚げ、わらびです。今回は味噌で味付けをしますが、すまし汁にすることもあるそうです。
まずはすべての具材を細かく切り刻み、高野豆腐を水で戻しておきます。
わらびとぜんまいは5ミリ幅ぐらいに切り、大根と人参も同じぐらいのサイコロ状に切りましょう。ごぼうは切ったあと水にさらして灰汁抜きをします。油抜きした油揚げと、戻しておいた高野豆腐も刻みます。
具材を全部準備できたらだし汁で柔らかくなるまで煮込んでいきましょう。
その間にずんだを作ります。
すり鉢で大豆をつぶします。
ずんだをどのように扱うかが、レシピによって大きな差がありました。今回のように潰すもの、細かく切り刻むものや、大豆をそのまま具材にするものもありました。
鍋の中の具材はかなり柔らかくなってきました。お味噌を溶いて味付けをします。今回は自宅にあった色味は白く、少し甘みも感じる合わせ味噌を使いました。
最後にずんだを入れて完成です。今回はずんだの分量を適当にしたところ、多すぎたかもしれないとのことでしたが美味しそうですね。
完成しました! いろいろな具材の旨味が溶け出していて美味しいとのこと。味噌だけでなく、大豆のずんだも使用することで豆の風味がより感じられるそうです。具だくさんな上、野菜だけでなく高野豆腐なども入っていて、栄養もしっかり摂れるのが素晴らしいですね。
材料もスーパーでかんたんに揃うので、皆さんもこの動画を参考に試してみてはいかがでしょうか?
視聴者のコメント
うちは味噌と醤油両方入れてた
旅行した時食べたことあるかも
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【みちのく料理&地酒祭】ずんだの時間だあああああああああああああ!番外編【けの汁】』
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